DAHONのチェーン落ち
DAHONのチェーン落ち、、、、結構、検索が多いようだ。
我が家にもDAHON系がある。合計三台だ。西DAHON、スピママ号、ビーンズハウス改である。
現在の所、三台ともチェーン落ちのトラブルというか悩みは無い。
しかし、、、、一寸前は、スピママ号でカセットトップ側近辺の変速操作の際に、チェーンリングの外側にチェーンが脱落する事があった。
その理由、、、、DAHONはリアセンターが短く、カセットの段数の変化によるチェーンの捻れ角度が大きくなるのが大きな理由。
DAHONのリアセンターは2005年以降のインテグラルヘッドのモデルでは395~400mmと短い(ルイガノMVFでは410mm、オ・モイヨWW[レ・マイヨW]では430mm)。小径車の場合、リアアクスルが低く、チェーンがチェーンリングからカセットに向かって後下がりであり、チェーンの前後ギア歯の掛かり位置の間隔がフルサイズに較べて狭めになるど、チェーンの捻れは更に大きくなる。特に、チェーンリングの後よりからチェーンを掛けて引き上げるので、ラインの捻れはチェーン脱落に大きく影響するのだ。
特に、チェーンテンションが緩みがちのカセットトップ近辺でのチェーン脱落が多くなる。
この問題を解決するには、
1.チェーンラインの捻れを小さくする。
2.チェーンテンションを確保する。
ということ。
1.の捻れを小さくするには、リアセンターを長くする。フロント多段化して、アウター×トップ近辺、インナー×ロー近辺という使い方にする。
2.のテンション確保には、キャパシティーの上限での使用を控え、テンションが確保しやすいメカの選定を行う。ギアレンジを小さくするのも一つの手。
である。
我が家では、カセット(フリー)側にワイドレシオを使う場合、フロントはシングルにしてRメカは大きめのキャパシティーを確保してチェーンテンションを確保して、チェンリング位置は、カセットのセンターより一枚分トップ側で揃えるようにしている。可能ならばリアセンターを延長するようにアクスル固定位置を後気味に変える。
フロントダブルの場合は、あんまり気にしない。
ビーンズハウスでは、マークローザ用のクランク、ハンガーでノーマルより3mm程、チェーンリング位置は外より、スピママ号ではBB軸長を124mmのトリプル用。ただ、ダブルガード付きだから、トリプルクランクのセンター位置だから、実質はフロントダブルのアウター位置と同じ状態。勿論、ビーンズハウス、西DAHONは正爪エンドだから可能な限り後寄りでアクスル固定を行っている。
そんな対処で取り敢えずチェーン落ちを回避している。
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