食物流通による被ばく?
10/12付けの中国新聞の朝刊で、母乳からセシウム検出というのを見つけた。
検出したのは、関東地方から避難してきた母親、それから、驚くのは広島県内在住の母親の母乳からも検出、、、、広島県内在住で検出というと、、、流通してきた食べ物を通してということ。つまり、流通による放射性物質の拡散が証明されたということ。
微量とはいえ、母乳に放射性物質が紛れ込む程度の量を集積される分が体内に取り込まれたということ。そして、それは流通によって販売されたモノを調理摂取したことによるのである。
考えてみれば、恐ろしい話。政府のいう安全は基準値以下なら安全というモノ。基準値の定義自体があやふや。基準値以下だから大丈夫という判断は、基準値を信じる場合の判断。基準値の定義自体が補償費用を抑えるために甘めに設定していたとしたら、基準値というのは消費者のためでなく、生産者のため、政府のための基準値となる。果たして真意がどうかは知らないが、事実として微量とは言え放射性物質が流通によって全国に拡散しているのは事実。
今回の対応のツケは十年後、二十年後に明らかになる。菅前内閣の対応が今の状況を作り出しているのは間違いない訳であり、何年経っていたとしても、菅の責任は免れない。
ところで、このニュースとは違うけど、福島産の米も出荷可能となったそうだ。全品、規制値以下、、、、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111012-00000052-mai-soci
規制値以下でもゼロでなければ、前述のように流通による拡散が生じる。規制値以下、、、そういっても、流通品目が全てゼロでない規制値以下だったとしても、そういう食品を食べていくと集積濃縮する。すると、、、、内部被ばくに繋がる、、、、そう思うのは俺だけか?
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