スポーツは学問
天性の運動神経、鍛えられた身体、、、、これらが揃っていても種目としてのスポーツに優れる訳ではない。当然の事だけど、案外、理解されていないのかもしれない。
身体を鍛える、、、目的がスポーツのための場合と、健康のための場合で、チョットした意味合いが違うように感じる。
アスリートとは違う中年のオッサンのスポーツ趣味って場合、スポーツの実力を高めるに必要なのは、立派な機材、それから筋肉、或いは、心肺機能、、、、そんな風に帰結している人が少なくない。
それなりに正しい筋トレすれば筋肉は付くだろうし、それなりの有酸素運動を続ければ心肺機能は身に付く、機材スポーツの場合、それなりに立派な機材を手に入れれば、それなりに満足が得られる。
しかし、、、、それで、未体験のスポーツが一線級になる筈無いけど、、、その辺を大きく勘違いしている人が多いような気もする。
特に、機材競技では、その傾向が強い。
しかし、、、ホントは機材競技程、奥が深かったりする。
良い例が、モータースポーツ。二輪、四輪限らず、扱える術というのは、相当にハイレベル。しかし、、、、モノが揃えば何とかなる、、、、そう思う人が結構多い。それが若年層の競争行為による多発事故に垣間見れる。
最近では自転車もそうだ。良い機材、それに他の競技でも何でも良いけど、鍛えられた身体、、、、これで、俺って速い!?って思う人、結構多い。それが、最近のサイクリングロードでの変なバトルだ。
ホントは、機材が複雑な程、機材の持つ役割、その役割に応じた使い方、使い方に応じた鍛え方、、、、と色々と必要で難解な方程式を解くようなモノなんだが、、、、、
歳を取って、体力が衰えてもソコソコ行く、、、それは経験、経験とは知識の事。これが地力をひっくり返す事がある。経験度数が高い競技程、年齢の壁を越える事が出来る。そういうもんなんである。
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