プロセスは重要
先日の記事ではないが、何事もプロセスは大事である。
途中の経過をすっ飛ばして答えや結果を求めたりしてもダメダメである。
例えば、食事について。食事といえば、栄養をサプリとかトクホを利用して取るのが流行っている。しかし、、、これらの方法では栄養分が濃縮されて供給されているけど、その栄養分を吸収して得た効果というのは、果たして、通常の手法でバランス良く摂取して得た結果と同じか?というと、同じであるとは言えないだろう。成分表示を見てOK!と判断する人も少なくないけど、それは成分が同じであって、効果が同じとは一言も書いていない。
栄養っていうのは、バランス良くプロセスを経て吸収して初めて意味があるというのが自分の持論である。サプリとかトクホのような食い物は、数値上の栄養
分こそ含まれていても、吸収の過程で本来の食材を摂取する際に機能させるプロセスが省略されており、プロセスの違いがある以上、得た結果というのは確実に
異なってくると考える方が自然。
そもそも、人体のシステム、様々な回路は未解明なモノが少なくない。回路の動作は、生体環境に依存する。生体環境は生活行動によって支配されている。例えば、アミノ酸を吸収するにしても、アミノ酸をいきなり消化器官に入れて取り込むとのと、食物の物理消化、化学消化を経て取り込むのでは、その消化活動を組織が行ったかどうか?という時点で生体の状況は異なっている。異なっていれば、同じ結果を得る、、、、そんな事は考える方が無理がある。
それ故に、自分はサプリ、トクホは無視して、自然の食材から必要な栄養分を吸収するように心掛けている。
運動でも然り、例えば、加圧トレーニングで筋肥大させる、、、、血管を絞って行うそうだけど、筋肉を肥大させるのが目的なのか?使える筋肉を付けるのが目的なのか?で考えると、通常のトレーニングで得た筋肉と同じ能力を発揮できると考える方が無理がある。
通常のトレーニングであれば、筋肉に負荷を掛けるために、心配、循環系にも相応の負荷が作用している筈である。筋肉と言えば、使えてナンボ。使えるとは、栄養を出力に帰る力、疲れを排出させる循環系、酸素を取り込む能力が揃って初めて使えるもの。なのに、筋肉だけ見た目大きくて、他が伴わなければアンバランス故に使えない、、、個人的には、そう考えている。それ故に、加圧トレーニングで、用途限定とか、見た目的な筋肉を付けるというのは敢えて行わないように心掛けている。
これは、学問でも然り、、、、公式暗記で当て嵌めて答えを出しても、問題の根っこの部分が理解出来ないと意味がない、、、そう思っている。だから、模範解答の手順を覚えることよりも、手順書の手順が進んでいく様を見て、その手順の進む論理を理解しなければ全く無意味なのである。
ありとあらゆるものに当て嵌まる事。大事なのは手順やプロセスを理解する事。理解した上で公式を編み出して使うのはOKだけど、他人が言う公式を聞いただけ丸暗記して利用する、、、これ程にも愚かな行為は無い、、、、そう思う。
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