UNIX、C言語の父、逝く
と呼ばれる科学者が亡くなったそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111014-00001491-techcr-sci
UNIX、C言語というと忘れがたい言葉。思い起こせば20年前、自分のパソコンを初めて買ったのだが、自分自身、当時までのスタンダード、BASIC、MS-DOS、、、そういうモノの知識は皆無。
しかし、勤務先で生まれ初めて触ったマシンがEWS、日立の2050って機種。当然、使い方不明、、、、
で、取り敢えずということで買ったのは、パソコンとして普通のマシン、NECのPC-98である。
PC-98とUNIXマシン、、、、繋がりようがないけど、仕事で使うEWSを理解するという目的で買ったので、それの勉強目的、、、、で、買ったのがMINIXの分厚い本、それから、MINIX学習キットでソースコードを打ち込みながらコンパイルしてPC-98にMINIX環境を構築していく事。
C言語でMINIXのカーネルソースを書きながら、コマンドソースを書きながら、それをPC-98に移植して学習していった。その時に、プログラミングのイロハ、デバイス、ファイルシステム等の扱いを学び、ソフト的にもその後、カーサスライブラリー等でウインドー関数の使い方を学びながら、、、としていた頃に、MS-DOSがWindows3.0の世界になって、Windows系プログラミングにも手を出したのだけど、その礎が、C言語とMINIX(UNIX)の知識。
あのころ、FD運用のMINIXをPC-98のHDDに移植成功した時は嬉しかった。HDDのパーティションを強引に作り、そこにドライブを形成し、システムとしてはマウントして組み上げていく。パーティションには役割を持たせ、、、更には、Kermit転送プロトコルで通信が出来たりするのは嬉しかったし、ファンクションキーに仮想端末を割り当ててマルチタスクで動かせた時も嬉しかった、、、、、随分昔の話だけど、今の知識の原点は、其処にあるのは確かだ。
この時代に得たC言語によるオブジェクト指向のプログラミングとか、OS上で動くシェルスクリプトを用いたプログラミングとか、今でも十分使える。
そう思うと、その創始者である方が亡くなったというのは、自分にとっては一大事。
冥福を祈りたい。
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