牛乳を飲もう!
火曜日の『ひるおび』で取り上げられたニュース。それは、食事などで栄養を取る際に、何を食べるかだけでなく摂取時間を意識することで、生活習慣病の予防や体づくりに生かそうとの考え方で、「時間栄養学」というもの。そこで、牛乳の取り方が紹介されていた。それは、、、
「朝の牛乳は、胃腸の働きを刺激して便秘予防になる。午後三時ごろ飲んで夕方に運動すると、成長ホルモンの働きで骨と筋肉が丈夫になり、子どもが寝る前に飲めば、骨が強くなる」
県立広島大の加藤秀夫教授(基礎栄養学)は、牛乳の“時間別効能”をこう説明する。生物の体の働きは体内時計にコントロールされ、時間帯によって分泌されるホルモンの種類や量、栄養素の吸収率などが違い、同じ飲食物でも体への影響が変わるためだという。
これ聞いて思った事、、、、これ、自分のライフスタイルで三十年近く続いているスタイルと全く同じ。朝牛乳、昼~夕方前に牛乳、夕方~夜に運動といパターンである。正に奇遇だ。
このニュースでは、他にも体内時計の話が出ていた。それは、生物は脳にある「主時計遺伝子」の働きで、一日二十五時間のリズムで体内時計を刻んでいるという話。この体内時計と一日のズレ補正は、朝の光で行っているそうだ。そのために、明暗が変化しない部屋で暮らしていると、人は一時間ずつ夜更かしになっていくという。更に、年を取るほど体内時計は二十四時間に近づくため、朝早く目覚める高齢者が多くなるという話も。
つまり、朝食を抜くと生体リズムが乱れ、肥満しやすくなるという。主時計遺伝子は、脳の活性化やエネルギー代謝を調節しているが、朝食を取らないと飢餓の危険を感じ、心身の活動を抑えてエネルギーを脂肪に換え、蓄えるために肥満が加速するそうだ。勿論、従来の説通りに、朝食を抜くと脳の栄養源である糖質が不足し、一日の合計エネルギー発生量が減ったり、血糖低下を防ぐために筋肉のタンパク質が取り崩さ れ、安静時のエネルギー消費(基礎代謝)が減ったりするという。
この話を聞いて、朝食抜き、ファーストフード+栄養補助食品メインで、魚、牛乳、肉キライでありながら筋トレが何故か好き!って奴が居るけど、そいつの体脂肪率が低いけど基礎代謝も輪を掛けて低い奴を思い出した。結局、都合の良いカロリー表示、成分表示だけに拘った食事の揚げ句、スタミナが無く、代謝も低いのを機械のせいと疑う小僧がいるけど、、、、そいつの今の状態は、この説の反対を行うとどうなるか?を示しているようで、実に興味深いもの。年齢33歳で基礎代謝1350kcal、、、、笑っちゃうよな、、、、これで体脂肪率が14%以下とかいうと、、、、栄養失調の他ならないもん。
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