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2011年11月 7日 (月)

基礎代謝基準値?

 リバウンドしない身体=基礎代謝を高める。即ち、筋肉を沢山付ける、、、、、
 これで基礎代謝は確かに増える。

 そこで疑問、、、、基礎代謝基準値って言葉。この基礎代謝基準値っていうのは体重1kgあたりの基礎代謝量。そして、、、、、この基礎代謝基準値っていうのは、年齢によって変化するモノで赤ちゃんだと61[kcal/kg・day]とか、、、それが加齢が進むと最終的に21.5[kcal/kg・day]になるとか、、、、

 それで、基礎代謝基準値を大きくしたら若返る?というと、、、これは、必ずしも真実では無い。っていうのは、体重で代謝総量を除する訳で、体重に占める筋肉の割合を増やせば当然基準値は高くなる。それは当然の事に過ぎない、、、、これが体年齢に相関するか?というと、体脂肪率を下げれば体年齢が若くなると言う事になりかねない。これは多分違うだろう。

 実際に若い活力のある身体は?っていうと、筋肉1kg辺りの代謝が大きいということで、体重1kg辺りの代謝が大きいというのとは違う。後者の体重1kgあたりの代謝、即ち基礎代謝基準値が大きいというのは、若いというのでなく、良く鍛えて居ると言うこと。

 となると、大事なのは、筋肉1kg辺りの代謝ということだ。

 因みに、オムロンの体組成系で計測した結果を見ると、、、、

 体重は66.4kg、骨格筋率は37.6%、基礎代謝は1648kcal/dayである。

 これから基礎代謝基準値を求めると、、、、24.8[kcal/kg・day]である。

 ホントの筋肉の単位重量あたりの基礎代謝を求めようとすれば、内臓とか脳の代謝を差っ引いた残りの代謝を体重×骨格筋率という筋肉量で除する必要がある訳だ。
 今の身体は筋肉量は十分だけど、若いか?というと、必ずしも、そうではない。そもそも、体組成計で計測した数値で、この辺を全て求めようというのが無理がありそうだ。まぁ、本来の体組成計は絶対値を見て一喜一憂するのでなく、経過観察して変化の傾向を見るモノ。

 そんな体組成計を用いて筋肉1kg辺りの基礎代謝を求めるにはどうしたらよいか?骨格筋率を上げて、増加した基礎代謝が幾らか?という差分からしか求める方法が思い付かない。

 それはさておき、重要なのは年齢の割に若い身体を維持する事。つまりは、代謝を司る組織の単位辺りの代謝をアップするには?どんな生活が必要か?というと、、、、言わずもがなである。そのために必要な事は、元から備わっている機能を休ませず活用するということ。多分、これがダイエットというか健康の秘訣なんだろう。元から備わっている機能をフル活用する生活、、、、これが健康のキーワード。これを実践するのが大事なのである。

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