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2011年11月26日 (土)

小径車の安定性

 最近、Oyama Crosstownって検索が凄く多い。
 DAHONのような折り畳み構造で451ホイール+フロントダブルというのがマニアの吟線に触れているようだが、このモデルの特徴は、何と言っても、長大なホイールベースだ。

 その距離、、、、1100mm以上、、、、これは凄い。

 で、このホイールベースについて一言。

 一般的に、ホイールベースが長いと直進安定性が優れる、、、、と、まことしやかに言われている。
 でも、これって正解か?というと、遠からず、近からず、、、、だろう。

 キャスター角、ホイールベースの長さというのは、各々蛇角操作に対する旋回の応答性(回頭性)と旋回性に影響するのである。
 キャスター角は与えた操舵角の回頭性とバンク角の分配率を決める要素であり、ホイールベースの長さは、与えられた回頭性から生まれる車体の旋回性を決めるモノである。長いホイールベースでは前輪からの回頭性を受けても車体の旋回が穏やかと言う事であり、所謂、ハンドリングがダルというか穏やかという事に繋がる。回頭性が高くても旋回性が低いと曲がる動作を講じても曲がらない、そうなる訳だ。

 それ故に、長いホイールベースで直進安定性云々を言うのは若干無理があるのが事実である。

 直進安定性とは、進路を変えようとする内力、外力に対して直進状態に戻ろうとする力であり、これは本来はトレールによって定義されるモノ。つまり、直進安定性というのはホイールベースから語るよりもトレール量から判断すべきモノである。

 こう考えると、長いホイールベースの車体というのは、操作に対して動きが穏やかな自転車ということとなる。

 因みに、冒頭の自転車を見ると、DAHON流の前傾ステムでありながらポストは後傾しているのでキャスター角はDAHONよりは寝ているだろう。ホイールベースは1100mm以上と長くキャスターも寝ている。つまり、回頭性も旋回性も抑えた穏やかな操縦性の車体という事。フォークオフセットから見るとトレール量は小さめとなっている。単車でいうとロングフォークのアメリカンバイクのような感じだろう。更に、車体のピッチングを抑え乗り心地を良くすると言う意味では、ロングホイールベースというのは有効なのは言うまでもないために、結構乗り心地も悪くないかも、、、。

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