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2011年11月 7日 (月)

不自由、不便が一番大事

 単車で峠を速く走りたいとか、ロードバイクで高い巡航速度を維持したりとか、ヒルクライムを速くなりたいとか、、、、そういう人、結構、多い。

 で、その秘訣は?って質問を受ける事が多い。

 勿論、自分が上手いとも、人より速いとも思っている訳ではないが、少なくとも聞いてくる奴は、この程度を目指しているから聞いてくるんだろう。

 で、答える事が出来るのは、自分の体験談を通してしか答える事が出来ない。自分がやって来た事が今の自分であり、今の自分になるには何してきたか?を答える事しか出来ない。

 すると、その答えは一つ、、、、ちっちゃな事からコツコツと、、、、それしかない。回り道せずノンビリ積み重ねる、、、、これしかないのだ。回り道しない、、、どういう事か?というと、基本が最重要視するという事。基本とは何か?それは、一言。兎に角、ベーシック、シンプル、スタンダード、、、となる。

 例えば、単車、自転車なら、、、最初の段階でスポーツバイクとかスポーツサイクルは不要。普通に出回っている実用品で十分。個人的にはそう思う。実用品っていうのは、どうにでも使える。どうにでも使えるというのが実に良い教材である。どうにでも使えるというのは、特化した目的を追求するにはハンディがあるということ。しかし、、、、そのハンディとは何か?何がハンディで、それを埋めるためには何が必要か?どうすべきか?どうすれば少しでもメリットを生み出せるか?というのは、そういう事を考える環境に無ければ考えないモノ。

 それ故に、、、、最初は不便で不自由な環境程、工夫のし甲斐があるし、工夫の必要な次元が低いが故に、万が一の不測の事態でも危なくない。そう言うモノである。不自由を自分でカバーする努力。不自由の理由、自分にとって必要な最小限の要素、、、、そう言ったモノをシャープに浮かび上がらせるには、、、やはり、そういう不便で不自由な環境で藻掻く事が一番大事。

 最初に耳年増的に道具だけ揃えると、、、、限界で行き詰まる。行き詰まってブレイクスルー出来ない。単車なんかで、教習所で大型二輪、即リッター、即死亡、、、、こういう奴、身近な所だけで4名いる。そんなもん。小さな事からコツコツと、、、、これが自分の通ってきた道。

 ということで、自分の意見としては、不自由、不便は買ってでも取り組め、、、、これしかない。

 大昔、トライアルをしている一方で峠に関心を持っていた時、、、、身の程知らずの自分は、当時TY50なんかで峠を攻めて遊んでいる時代もあった。その後、AR、JX、Z250FT、HAWKIII、、、、と色んなバイクに乗ったけど、基本はステップアップ。多分、当時いきなりRZ350とかガンマ500なんか買っていたら、、、今頃は乗っていないだろう。自転車もしかり、、、ヤングウェイのようなジュニアスポーツで大人の100kmサイクリングに同行したりしていたから、その後に繋がっていると思う。色々考えるのは、無いモノを工夫して挽回したいという意志があったから。やはり、不自由は大事である。

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