悪意は無いはず
先日、行きつけのショップで女性のロード乗りの方と話をした。
彼女曰く、別のショップで、そこの常連さんが彼女の自転車を盛んに触りながら、いろんな講釈を語ってくるという、、、、その講釈には、色んな蘊蓄と、彼女の愛車への否定的な論評を連発してくるという、、、、それで、彼女は、その常連さんに嫌悪を覚えたそうだ。
ただ、この嫌悪を覚えられた方というのは、彼女にとって初対面らしく、それで多くの会話をされてきたようだけど、、、、思うに、その常連さんには悪気があったようには感じない。
話だけ聞くと、その常連さんに対して、パーツ蘊蓄を垂れるウザイ奴だなぁ、、、となるのかもしれないが、、、、更に考えると、初対面ながらパーツや車体に否定的とは言え批評をされてきた訳だ、、、、そして、その否定の根拠に持論を展開されるというのは、、、、
思うに、会話して、自分は凄いから聞いてくれたら何でも教えてあげるよ!って思いがあったんだろう。つまり、自転車をネタに彼女とお近づきになりたかったんだろう、、、、そんな気がする。
雑紙や伝聞で仕入れた情報でさえ、知れば人に教えたくなる。そして、凄い!って言われたい心理もあるだろうけど、面識が無いにも拘わらず話かけてくるというのは、話し掛けて欲しいという心理が働いたと考えて間違い無い。
きっと、その店の常連さんは、自分は凄いんだぞ!でも、貴方なら教えてあげるから友達になろうよ!って事だったんだろう。
ただ、人付き合い慣れが掛けていて、本人さんの思いとは反対の悪い印象を持たれたという結末なのかもしれない。
この話を聞いて、改めて思った。会話っていうのは、相手の事を考えた進め方が大事。それが出来ないと、、、、何もしない方がマシな事になりかねない。
その常連さんの不憫さを、、、、ちょっと気の毒に思った。まぁ、聞き手の彼女にも、少しは察してあげれば?初対面で敵意なんか抱いてくる人なんて、滅多に居ないから、、、とも思ったりするのであった。
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