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2011年12月29日 (木)

事務作業環境の変化

 入社当時、平成3年、1991年頃だ。
 この頃、企業の事務職というと事務机。この状態では、勤務時間の最低8時間を過ごしたり、残業時間を合わせた合計10時間を過ごすっていうのは、業務密度によるけど、場合によっては、かなり酷な場合がある。
 新入社員当時、、、、勉強しろといわれても、、、、その時間を埋める事が大変だった記憶がある。

 時代的に1995年迄は、パソコンの普及といってもスタンドアローンであり、PC自体も一人一台体制とはなっていない時代。この時代のパソコンは共用マシンであったために、パソコンというのは業務に深く浸透していたとは言えない。

 1995年、Windows95の登場でPCがみんなのモノになった。これで一人一台の時代がやってきた。一人一台となると、個人の自由に使えるということで、各自、プログラミング練習、アプリケーションの勉強、或いは、スタンドアローン型ゲーム等で活用していた時代だ。

 1998年、Windows98の普及で本格的なインターネット環境が整備されてきた。特にWindows2000が登場する頃にはブロードバンド接続が基本であり、インターネットの世界がPCの使い方に大きな変化を与えている。このインターネットの登場が企業への浸透という面で考えると2000年頃がそうだろう。2000年以降、、、PCでネット、ブログ、、、、、これが一般的となり、それ以前の暇だから眠たくなるというのは、事務職では消えたのではなかろうか?
 ネット環境の普及は、勤務時間における時間の使い方に大きな変化を与えている。
 しかし、勤務中のネットの過剰な利用に監視の目が厳しくなってきたのも事実だ。

 2009年頃になると、、、PCの性能向上、地デジ、ワンセグの普及により、PCはネットによる外部情報の取り込みに加えて、テレビ波の受信が可能となる。これは、情報を電波で拾ってくるのでネット監視からは基本的に無縁、、、こうなってくると、身体だけ勤務先にあっても、PCさえ在れば、暇でしょうがなくなって睡魔が、、、なんて事にはなりにくい。

 PCの普及、PCの進化によって就業環境は、この十年で激変している。PCの普及によって、便利なった反面、色んな問題が生まれてきたのも確か、、、、便利で有り難いモノであるのは間違い無いけど、、、これを如何に使うか?これが問題。だれもが理解しているだろうけど、この有り難い環境は有意義に活用していきたものである。

 

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