見方次第だけど、、、
ここ最近、一般的にはゴミみたいなトイデジで遊んでいる。
我が家のゴミといえば、、、、
バンダイのC@MAIL C-38、それからFSTYLE、このバンダイの2機種は強烈。オバカ度は最強クラス。完全にネタ品である。トイデジでありながら十分実用に耐えるのは、日立マクセルWS30/slim(Largan Chameleon 0.3のOEM品)、カシオLV-20、AGFA ephoto CL18と言ったところ。この三機種は前から順に内部メモリ容量が8MB、4MB、2MBだ。デイリーに使う分には案外2MBでも十分。
そんなネタ系デジカメであるBANDAI製品、色はグダグダ、ピントもぼやぼや、、、、普通に考えると、記録には使えないかも、、、
しかし、、、、写真なんて記録が全てでないのだ。
今時の昭和回想の番組では、大昔の白黒でかすれた映像が流れるけど、あれで十分判るのだ。
つまり、写真なんて記録するだけでなく、記憶を呼び起こす鍵という役割に限定すれば、十分に役立つ。
曖昧で不明瞭な写真、、、、自分はこれはこれで楽しいような気もする。更に、このよく判らない写真を如何に見栄え良く修正するか?も結構嵌る。
但し、本来的にそういう写真しか撮れないカメラは面白いけど、経年劣化によって機能を失ってしまったのはダメ。全体的、癖的に、そういう写真しか撮れないモノは、それなりに面白いけど、劣化して特定の視野がぼけるとか、ゴミが豪快に写るとか、、、それは、全然面白くない。面白くないにいは当然原因がある。その原因となる部位というと、、レンズとセンサーの間にあるLPF(ローパスフィルター)だけど、これが結構汚れるモノが多い。その清掃には無水アルコール等を利用するけど、それによって清掃可能な材質のモノ、或いは、完全に酸化物によって侵食されるものがある。
後者のモノで清掃しても復活出来ないモノの場合、、、、、復旧不可能。
まぁ、本来のLPF清掃なんてターゲットが一眼レフクラスだろうけど、原理的にはトイデジも同じ。解体はデフォルトで無いかも知れないが、解体して辿り着くと同じ状態である。トイデジ等コンパクトカメラで、このLPFに汚れが到達するかどうか?は、カメラ自体の筐体構造にもよるだろう。構造的にゴミが付きやすく、汚れたゴミで腐食されるような品はダメダメだ。
我が家では、、、Hitachi Living SupplyのiNC100(Mustek GSmart350のOEM品)はLPFが曇ったけど清掃によって綺麗に復活したが、Fujifilm AXIAのiX-20は、曇ったLPFは材質的に弱いみたいで、内部迄侵食されており完全にアウト、、、このix-20は100円でサルベージしてきたモノだから、気にならないけど、このix-20のLPFは今一品質。
因みに、カシオのLV-20、AGFAのePhoto CL18、WS30系はLPFの曇りは発生していない。他の旧式デジカメであるFuji clip-it DS-10S、intelのCS630も大丈夫、通常のコンパクトカメラで古いモノをチェックしてみると、、、kodakのDC3800、DX3215、OlympusのC-120、C-160、C-2、C-730uzは大丈夫、FujiのA101も大丈夫。
結局、トイデジクラスでAXIAのix-20は、材質的にも構造的にも弱いモノなのかもしれない。
しかし、、、このトイデジ級は殆どが調達価格で100~800円、コンパクトデジカメでも500~1500円だから気にならないけど、この辺は気兼ねなく解体出来るし、、、結構面白い。
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