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2012年3月 5日 (月)

匿名性・重要度

 ブログやホームページというのは、発信する側から見れば、パソコンの一画面に対しての入力だけど、実は画面を通して不特定多数の人が見ている。色んな人が見ているのだ。

 ネットの世界はリアルな世界とは違う、、、一利あるけど、リアルな世界と繋がっているのも事実。それ故に、やはり誰が見ているか判らない、、、、そういう事を常に念頭に置いて情報なり何なりを発信すべきだろう。

 そのオープンな場面での意見の交換というのは、一対一の関係であっても、そのやり取りは、誰からも見られるモノである。それを意識して接するべきだと思うけど、その辺が曖昧なところ程、何某かの難があるような気がする。

 不特定多数に発信する場合を考えると、、、、
 最初は、ネットという媒体を使って広く宣伝したい、広めたいという主義、主張、事実がある時が該当する。自分のブログだとすれば、先行待機ポンプ用無注水軸受のアピール、実験結果のリークなんかが然りだ。現実、配りたい企業のドメインから定期的なアクセスを確認しているし、企業間で、このブログの存在が話題にもなっているようなんで、それは狙い通りでOKなのだ。
 基本的には、広めたい話、主義、考え方、、、、そういうモノが該当する。

 しかし、、、その中に、守秘性が伺える事に関しては、扱いを慎重にすべき、、、そう考えている。事実、先の技術論の宣伝は行うけど、個別企業間の守秘項目に属するような事は掲載出来ないし、他との関係性が類推されるような記述もNGだろう。基本、掲載する事で、内容から自分以外の個人の情報が漏れてしまうような場合はアウトである。勿論、必ず100%アウトか?というと、状況次第だろうけど、少なくとも、漏れる可能性のある自分以外の個人を完全に把握していないような状況では、そういった話を掲載すべきでないと考えている。

 でも、現実には、そういう意識を持つ人っていうのは、少数派であるようだ。それ故に、文字によるコミュニケーションに過ぎないのだが、そこでの誤解が色んな問題を引き起こしているような気もする。
 顔を見えようが、見えまいが、情報の授受によって生まれる交流への配慮は、リアルな世界における関係と同様に扱うべきだろう。

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