マジメな安デジ
本来、トイデジっていうと有り得ない写りを楽しむモノらしいけど、自分は有り得ないモノは必要ない。
最低限度、雰囲気を伝える程度の描写能力を期待する。
と言う事で、昨今流行のトイデジっていう奴は、どちらかというと関心が薄い。基本、或る程度、精細に写るか、階調、色調が自然か?その辺の何処かに取り柄が欲しい。当然、素人レベルでの話。デジカメが普及する前、カメラは?っていうと、コンパクトカメラか『写るんです』レベルだから、その程度で全然OKなのだ。
基本、見るのはパソコン画面。それも、ブログやホームページのネタ、、、ページにアップする解像度レベルは、320×240~640×480レベルで十分なのだ。精々30万画素もあれば十分なのである。
それでいて、普通に写る機種、、、それが理想。如何に、トイデジで写りが怪しいとは言え、色調、階調、精細度も、、、全てがダメなモノは、やっぱり駄目。正直、バンダイのカメラは厳しすぎる。昔のC@Mail F38も最近入手してみたFstyleも厳しい。
例えば、FSTYLEで撮影した写真、、、これはマシな方。
次は、空に引っ張られて何が何やら、、、
室内でフラッシュ無しでは、
フラッシュ点けると
屋外遠景は、
屋外近景は、
こういうのは、流石に使いづらいというか、使えない。玩具系で度の過ぎたものは厳しい。
トイデジであっても基本がネタ収集のため。或る程度、何処かの部分で取り柄が欲しい。
どちらかというと、トイデジという面白さ重視のモノよりも、価格の制限の中で機能を求めるような製品が理想だったりする。割り切り系超安価機種よりも、普及価格帯で基本機能を抑えつつシンプルに、、、そう言う機種が理想なのである。
これをトイデジというジャンルに入れて良いか?は微妙。
そういう機種は?っていうと、玩具系トイデジよりも高価格、写すための機能を確保して、機能自体を絞り込んだ機種。メガピクセル時代のVGA機とか、デジカメが高価格だった頃のローエンド価格帯の機種。その辺が理想だ。
因みに、このクラス、十年前に一万円前後の機種、当然、機能は特化しているし、動きは緩慢、、、そんな緩慢な機種に望むのは、起動状態でストロボオフがデフォルトか保持出来る事が必須。そして、明るめのレンズ、早いシャッター速度というのが理想。コニカのe-mini系とか、Fuji AXIAのix-20なんかがそうだ。日立マクセルのWS30系はマクロは有り難いけど、ストロボオンがデフォルトなのが残念。極論すれば、ストロボ不要でマクロ付きなんかの方が有り難い。
そう言えば、インテルのPocket PC Camera CS630は、チョットした改造で、遠景、近景の二焦点解像が可能。ストロボ無いし、案外良いかも知れない。
| 固定リンク
« 可部線だ | トップページ | 何人で走ろうか? »
コメント