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2012年4月26日 (木)

シングルギア

 普通はシングルといえば、ママチャリフリーも含むけど、感想自体は自分の場合は固定シングルの話。

 感想と言っても固定ギアならではの感想でなく、シングルギアでの感想。これ心地よいのは、チェーンホイールとコグが一直線上であり、変な捻れが無いのだ。そして、等速回転していると、チェーンの音が聞こえない感じ、フリクションも全く感じない感じ。この感じは実に好み。

 外装変速機でチェーンラインが真っ直ぐで無い場合も、それ程の違和感が在る訳ではないけど、較べると微妙に違う。チェーンのよじれ感がどうしてもある。

 それから、ワイドレシオとかクランクトリプル仕様で多いのがロングケージのリアメカ。ロングケージの場合、プーリー間の距離も多く、高速で移動するチェーンのコマ数も多い。テンションスプリングが多少は強化されているかもしれないが、それでもケージが長く、チェーンの長いコマを引っ張るのには容易でない。大きな衝撃に対しては、テンションで抑えるのは難しい。
 そう、リアメカ付きの自転車、特にワイドレシオ、クランクトリプル仕様となる程に、走行時に拾う路面ギャップによる振動でのチェーンのバタツキは実に不快なモノ。

 シングルギアでは、このバタツキって現象は皆無。一度、ばたつかない快適さを味わうと、なかなか手放せない。

 因みに、自分がクランクトリプル仕様で駆動系をアッセンブルする時、リアメカにロングケージを選ぶ事は稀、、、っていうか、殆ど無い。
 全組み合わせのギア構成が使える事よりも、アウターローとかインナートップを棄てて考えれば所要キャパシティは小さくて済む。それなら、それで駆動系の無駄な動きや負荷は最小に!っていうのが考えの基本にあるからだ。
 リアメカケージの暴れっていうのは、結構不快。因みに、ケージプーリーの転がり抵抗を気に掛ける人もいるけど、スプロケ入り口側のプーリーにはチェーンのドライブテンションは殆ど掛からないので転がり抵抗云々よりもケージのプーリー間距離によるケージバタツキによるロスの方が遙かに大きい。

 こんなケージは不要なシングルが一番だけど、ロードなら、ギア比の最小幅で構成を組んで、ロスの根元となるケージはコンパクトにして、チェーンを引っ張るケージテンションが小さくて済む様に、アウターロー殺し、インナートップ殺しで使う方が遙かに実利的で実践的。

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