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2012年4月 3日 (火)

VQ1005等の改造

 VQ1005ってトイデジの欠点、何でも、電源オフでも通電されているようで電池消耗が早いとか、、、
 構造的に電池を取り出せば一番確実だけど、電源オフ時に電池を電気的に切り離すのが一番ということで、誰もが思い付く改造が、カバー閉動作で、電池を電池ボックスの接点から切り離すように電池をマイナス側端子に押し付けてプラス側端子の接続を解除するという方法が一般的。

 そのためには、電池ボックス内の電池が或る程度の余裕を持たなければダメ、、、、そして、電池をカバーの開閉に併せて送り出すつっかえ棒がスムーズに動かなければダメ、、、

 で、我が家のこれ系のカメラで試してみた。
つっかえ棒に不要となったクレジットカードを用いて、各種試験。

・ジーニーIII・・・・・・・・・・・OK率90%
・VQ1005(2006)・・・・・・・・NG
・VQ1005(2008)・・・・・・・・OK率30%
・VQ2005・・・・・・・・・・・・・NG

 ということで、随分と誤差がある。
必要なのは、電池ボックス内のガタ、、、
 そこで、マイナス端子を支える本体ボディーのプラスチックプレートをどうするか?
 で、チョイと調べると、多くの人が切断している。
 だけど、切断よりも削りの方が良いか?という判断で、リューターで削り加工してマイナス端子の移動が0.5mm程度確保出来る程度に加工した。すると、、、

・ジーニーIII・・・・・・・・・・・OK
・VQ1005(2006)・・・・・・・・NG、カバー開閉に関わらず電源オン不可
・VQ1005(2008)・・・・・・・・OK
・VQ2005・・・・・・・・・・・・・NG、カバー開閉に関わらず電源オン不可

 そこで、本体とカバーのクリアランスの問題で、プラ板のフリクションで電池が移動せず通電状態に回復しないと判断して、つっかえ棒をクレジットカード材からペットボトル材に変更すると、、、

・ジーニーIII・・・・・・・・・・・OK
・VQ1005(2006)・・・・・・・・OK
・VQ1005(2008)・・・・・・・・OK
・VQ2005・・・・・・・・・・・・・OK

 となる。つまり、カバーと本体の遊び、電池ボックスサイズを含めて個体差というか樹脂成形ムラで機能が実現できるかどうかの違いがあるようだ。

 因みに、VQシリーズ、見た目は同じだけど、中の基板構造は古いモデルと今のモデルは違う。ジーニーIII、初代VQ1005は基板間コネクタは一箇所だけど、最近のモデルは二箇所。フォーカスリングの固定方法も違う。結構変わっているのにビックリ。

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