ワイドレシオが多いなぁ、、、
最近、シマノのロード用コンポのカセットで、12-30Tとか、或る意味、MTBのようなギア比が登場している。
まぁ、下位コンポーネントが8速から9速に、中間が9速から10速に、、、という時代だ。
で、目新しいのが9速の11-12-14-16-18-20-23-26-30T、10速の12-13-14-15-16-17-19-21-24-27-30Tだ。
雰囲気的に、重たいトップギアは残し、軽いローギヤに30Tを、、、って感じ。イメージ的にMTBのカセットに近い印象。
まぁ、組み換えれば好きな歯数構成は作れそうだけど、ロードバイク向けなら、もっと密な歯数構成の方が乗りやすいような、、、そんな印象。
元々、自分のような中高年を含むオッサンや素人には、トップギアなんてロールアウトで7mもあれば十分。クランク側の歯数構成を如何にするか?ホイールサイズを如何にするか?にも寄るけど、、、、、トップギアなんて14~16T程度で十分だと思う、、、、
それから、最近のギア比はロー側30Tとなっており、昨今流行のコンパクトクランクのインナー34Tと考えると、、、ロールアウトは2.4m弱となるけど、、、、そういうローギアは必要かな?と考えたりする。
っていうのも、快適にヒルクライムする時、、、、立ち漕ぎと座り漕ぎを入れ換えて行う事が少なくないけど、坂を上る時は、基本、クランクにトルクを加える時、左右をリズミカルに入れ換えて登るというのが基本。クランクを踏んでトルクを載せ替える時、ホイールの慣性、身体のストロークで車体を前方に進ませる慣性を利用する時に、トルクを掛けた側で踏み切ってしまうと、慣性が失われてしまうように感じる。
体位を左右で入れ換えて登る時、入れ換えの途中で踏み切らないようにするには、軽すぎるギアは不都合に感じるのは自分だけだろうか、、、、
昨年、ルマンのスポルティーフ改で中国山地の15%越えの峠を越えたりしたけど、そこで使ったギアは、、、38T×23~25Tというギア比。ロールアウトで3.2~3.5mだけど、そのくらいの負荷が無いと踏み抜けてしまう感覚が未だに忘れられない。
シングルギアでヒルクライムをする時のロールアウトは5.42mだけど、それでヒルクライムする感覚で楽に登ろうとすると、或る程度の負荷が必要なような気がする。インナー歯数が38Tクラスならカセットローは25Tで十分、インナーが34Tならカセットローは23T位で十分なような気がする。
すると、トップは14~16T、ローは23~25T、、、、、この構成なら9速でも殆ど1T刻みで全歯数が並べる事が出来る。平地のペダルを漕ぐ回転数が高い状態を考えると、ギアが小刻みに選べる方が負荷の変化が脚にダメージを与えないのではないだろうか、、、、
因みに、自分の使う自転車の9速CSは、11-21T、14-25T、12-23Tってセットが殆ど。
| 固定リンク
コメント