一つ問題が、、、
先日、到着した休日運動用自転車の車体。タキザワのHARP CM-1000だけど、一つ問題が発生。
っていうのは、この車体、取り付けるブレーキのアーチサイズが47-57mmである。
で、今使っているラングスターは?っていうと、39-49mmサイズのキャリパー、、、、つまり、キャリパーが不適合の可能性が、、、
まぁ、フロントフォークはTRIGONの特価カーボンフォークを使うからOKとしても、後ろはどうしよう、、、
但し、『HARP CM-1000』でググルと、このフレームのBR-7800って39-49mmアーチのキャリパーを付けてる人もいるのだ、、、、
でも、よく写真を見ると、リアホイールを目一杯前出しして、アーチの目一杯外側でシューを固定している様子が、、、、
で、ふとシルクR1ピストを見ると、、、これもロングアーチ仕様だなぁ、、、、
でも、ロングアーチのキャリパー、BR-650なんて頼む気は無い。
となると、、、、ショートアーチのキャリパーを取り付けるしかない訳だ。
そのためには、ピポットの固定をホイールに近づける必要がある。
因みに、アーチサイズの差から言うと、、、57-49mm=8mm、、、しかし、取り付け位置をオフセットするとなると、ピポット軸の延長方向だからホイールから遠ざかる方向。図面を引くと、、、キャリパー取り付け位置が概ね20mm後方にオフセットされると、リム当たり分で1.5mm程遠ざかる。つまり、9.5、概ね10mm程、フレームのブレーキ取り付け穴を下側にスライドさせる必要がある。
しかし、、、元々のブレーキ取り付け部の大きさが12mm、、、ブレーキキャリパーを取り付ける際のピポット部のサイズを考えても、やはりオフセット可能な距離は12mm、、、、12mmとなると、オフセットアダプターを製作してショートアーチのキャリパーと合わせた場合、今度は39mmのアーチでどうか?が問題。
そこで、シルクR1で寸法チェックすると、、、オフセット量は12mmでOKみたい、、、
で、ロングアーチ用ブレーキ穴を12mm程下方にオフセットするキャリパーマウントアダプターを二種類製作してみた。
一つは、、、ピスト用ブレーキ取り付けプレートを加工したもの。一つは、7005系ジュラルミンのブロックを削り出して製作。強度計算して必要厚さと幅から15mm×30mmの断面を与えて製作してみた。
左がピスト用。二枚のプレートだけど、左側に元の穴から12mm離れた位置に6mm穴を空けて、右側の穴を沈頭ナットが通るように穴を8mmに拡大。
右側がジュラルミンブロックの削り出し。こっちは12.5mm間隔の穴を二カ所空けて、上側の穴は6mmの貫通穴。下側の穴が沈頭ナットが嵌るように8mmで深さ10mm程空けてある。
どっちを使うか?は未定。これで、一応ショートリーチのキャリパーが取り付け可能だ。
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