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2012年5月31日 (木)

次期エクササイズバイク製作中

 5月連休頃、次期エクササイズバイクフレームをオーダーした。
 そう、タキザワHARP CM-1000だ。メガチューブを採用したスローピングデザインのクロモリフレームという、、、、構成的には、ジュニアスポーツとか幼児車以外には有り得ないような構成の自転車。太いパイプのスチールフレーム、、、、頑丈さだけが取り柄とも言える。

 この自転車の魅力は、何と言ってもジオメトリー。ホリゾンタル換算でトップ長が530mm、シートアングルが75.5°である。欲言えば、トップ長が-5mmなら良かったのだけど、、まぁ、取り敢えず、これなら、フォワードデザインのポストやオフセットポストを反転せずとも、まともなサドルポジションが作る事が出来る。

 今回もラングスター同様にDHバーを利用して深い前傾で乗る予定。今度は、ラングスターの520mmサイズのフレームと違い460mmサイズのフレームであり、ヘッドパイプの長さも長くない。それ故に、ステム取り付け位置もラングスター比で-60mmくらいに出来る。それで得る前傾度は、もう一台のピストであるシルクR1と同じくらい。このシルクはトップ長525mm、シート角は75°、ステム長は65mmの天返しで、下ハン位置が前輪のトップ位置程度であり、ラングスターに較べると60mmダウンであり、今度のCM-1000ではしっくりくるシルクR1と同じ位置に揃える事が出来る訳だ。因みに、今回のステムもハンドルを下げる分、突き出しは60mmの非常に短いステムを使う予定。

 逆に、このフレームの唯一の難点、、、、それは、公道走行必須のブレーキキャリパーがロングリーチの49-57mm仕様ということ。
 今回、フロントフォークはロード用のカーボンフォークに交換するので問題無いけど、リアは、シートステーのブリッジ部のキャリパー取り付け穴を、下方にオフセットするジュラルミンアダプターを製作してショートリーチに対応させる。

 そこで思い付いたのが、ロード用フォークの利用、、、これなら、フォークブレードが短くなる分、ヘッドパイプ位置が低くなる筈、、、、つまり、フレームスケルトンが僅かに前傾する筈。そこで、作図してジオメトリーの再計算を行ってみた。フロントフォークの交換でヘッドパイプ上端の位置は標準より10mmダウンする。当然、後車輪接地点を中心に前傾するのだが、その前傾角は約0.5°だ。つまり、修正シート角は75.5°+0.5°=76°となる。当然、それに併せてトップチューブも前傾する。ホリゾンタル換算でトップ長は-5mmで、530-5=525mmである。
 これって、望むピストバイクのジオメトリーとして、ほぼベスト。

 ということで、ノーマルCM-1000のフレームにロード用の短いフォーク+リアブレーキオフセットマウントということで仕様決定だ。

 現状は、リアブレーキオフセットマウントを三種類製作したところ。12.5mmダウン、10.5mmダウンの二種類はブロック形状の削り出し品、8mmダウンはプレートを複数用いる構造。どれにするか?は現物併せでホイールを入れた時のアーチとタイヤのクリアランスを確認して決める。

 このように着々と準備中。

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