Vツイン
SV650S、CX、両車ともVツインエンジン。SV650SはKENZのマフラーが付いていて、一見賑やかそうに見えるけど、排気音自体はCXの方が低温が聞いて、音圧も大きく賑やか。
両車とも二気筒故に、調子が悪いとストレスが一気に出てくるし、僅かな不調も直ぐ判る。S4ガンマなんかでは、一気筒死んでも割と普通に走るので質が悪いのに較べると全然違う。
調子の良いミドルツイン、、、、一発辺りの爆発力が大きいから低回転域での鼓動もハッキリ判る。鼓動は判っても振動は殆ど感じない。振動というと、極低回転域での共振点くらいだろう。2000rpmも回っていればアクセルを開けるとタッタッタッと鼓動を伴いながら力強く加速する。3000rpmからは鼓動というよりもパンチ力を感じながら一気に7000rpm迄活発に吹け上がる。それ以上も回るには回るけど、回す程に湧き上がるパワーという感じではない。
このVツインで楽しいのは、低回転域~7000rpm迄のレスポンスの良さに尽きる。アクセル開度に併せて留めなく加速する。この留め無さを実感するには、失火は厳禁。逆に、僅かでも失火が生じたりすると、物凄く不愉快になる。加速中の息付きは最悪だ。
Vツインでは、回しきった時の楽しさよりも、立ち上がる過程の力強さ、、、、これが一番気持ち良いポイントだと思う。
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