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2012年7月 8日 (日)

予測行動

 予言とは違う。予測の話。
 どんな行動をするにしても、、、予測行動っていうのは、極めて重要。

 車の運転、自転車、単車の運転なんかでは、何が大事か?っていうと、、、、それは、もう一言。他人を信用しないと言う事。前から人や対向車が来ても、こっちを見ていないかも?停まっていても、後の車は前を見ていないかも?ってくらいの心構えが必要。

 多分大丈夫、、、、そういう意識は通用しないし、多分、避けてくれる、、、、それも駄目。

 周りは誰も信用しない、、、下手すれば突っ込んでくるかも?という意識が大事だ。

 一方で、何かを作ったり、生み出したりする場合、これは如何に多くの最悪の事態を想定出来るか?が大事。最悪の事態を想定し、その想定した事態に対策を準備するというのが大事。最悪の事態というのは、殆ど空想の世界だけど、起こりうる事態が、どういうストーリーで起こりうるか?を考える訳で、そのストーリーは空想ではなく、既知の論理を如何に当て嵌める事が出来るか?であり、必要なのは、既知の現象と現象を説明するための論理。

 こういう場合、自分は信じて、何があっても大丈夫なように備えを施すという意識が大事だ。

 この予測が完璧な程に、所謂、『想定内』と言う事になる。予測が完璧というのは、それは考えるべき対象を細かく細分化して考える事が出来ているということ。細分化した事象を一つずつ説明出来ると言う事でもある。詳細な事実の認識の積み重ねが正確な予測に繋がる。

 物事を進める上で大事なのは、詳細な事象の分割と理解だろう。それを複合的に組み合わせる事で大きな事実が見えてくる。その見えてきたモノが予測ということ。
 色んな小さな事を見落とさない眼力と理解を進める程、まるで見た事がある事実化のように、先の事が見えてくる、、、、これが予測の究極だろう。

 事象を細分することなく、大雑把に物事を見ようとするツールが世の中に溢れているけど、そういうツールを万能と思い細部の理解を進めなければ、トンチンカンな予測を何の疑いもなく信じてしまう、、、、そういう危惧も含んでいる。予測に必要なのは、分析力と小さな事象を説明する力なのである。

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