全天候ロード化
東叡社のスタンダードスポルティーフの作成に伴い、シルクR2-4と、小林ロードの作り替えを行っている。
取り敢えず、どちらの車体も寝かせるつもり。寝かせる理由は、使っているパーツをスポルティーフに使うからだ。
取り敢えず、小林ロードに使っている初代DURA-ACEのF/Rメカ、サンツアースプリントのシフトレバー、当時モノGC610センタープルキャリパー、BROOKSのサドル、ポスト、シルバントラックペダル、そして、シルクR2-4に使っている前後輪セット、スギノPXのクランク、日東ハイクラウンのポスト、ハンドル、ブレーキレバー周りを取り外すからだ。
しかし、それ以外のパーツは取り敢えず、剰る。剰ったモノは、当面、保管しておくつもりだが、、、
その中で、小林ロードに使っていた本所工研のテスタッチディアブロ、ロードフェンダーをどうするか?このフェンダー、ショートリーチのキャリパー+ロードフレーム専用のフェンダーであり、通常のスポルティーフフレーム等にはミスマッチな商品なのだ。ただ、ステンレスロードフレームには見るからに装着不可。そもそも、付ける気も無いけど、フレームクリアランスにはフェンダーを入れる余地は皆無だ。なら、他の選択肢は?
で、これを殆どサイクリング自転車と化したBSテーラーメイドフレームを使ったロードバイクに転用してみようということにした。
このフェンダー、本来、ロードバイク用ということで、タイヤとのクリアランスはギリギリ、、、モノによっては付かないという状態。実際、小林フレームに装着する際もホントに厳しいフィッティングであったのだが、BSのロードフレームに対しても、相当に厳しい。小林フレームの時以上に厳しい。クリアランスが更に少ない上に、吊り金具の固定位置も変わるのだ。吊り金具は、このフェンダーの前提である前側がクラウン後側、後側がブリッジ前側でブレーキシャフトと共締めという方法では使えない。BSのフレームは今流に沈頭ナットだからだ。前側はキャリパー本体のクラウン前側の間で固定、後ろ側は、ブリッジ後方とキャリパー本体の間で固定という風に位置を変える必要がある。
更に、、、、自分のフェンダーは現行品と異なり、吊り金具がフェンダーとビス+袋ナットで固定するタイプ(現行品はリベット)。それ故に、吊り金具の向きも変えないと、金具の袋ナットがフレームと干渉すのだ。結果的に、フェンダーと取り付け位置が本来の想定より大幅に(前輪で前に50mm、後輪で後に30mm)ずれるのである。勿論、吊り金具の取り付け穴を開け直して変更すればOKだけど、フェンダーに穴が増えるのは避けたい。更に、小林フレームへのフィッティングに併せてフェンダーを変形させていたのを修正する必要も出てくるのだ。
それでも何とか、ロードフレームに装着。タイヤのトレッド端部とフェンダーエッジのクリアランスは2~3mm程度だろう。下手すると干渉する程、、、、
これ、日東のパイプキャリアも付いているし、フェンダーも付いている。殆ど、、、ロードとは言えない。
しかし、、、これは、これで良いような気がする。ロードバイクがロードバイクとして必要になる時は、盆栽状態のステンレスのロードでも乗れば良いのだから、、、、
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