« 媒体の使い分け | トップページ | ダンベルプレート »

2012年7月 6日 (金)

考え方

 何か新しいモノを考える、作る、編み出す、、、、、これって、一体、どんな作業?

 この『新しい』って定義の捉え方、、、実は、新しく無いのだ。画期的な発明なんて、そんなに簡単にポンポン出てくる筈がない。

 しかし、、、世の中には、新製品とか、新開発とか、、、そういう言葉が溢れかえっている。

 では、この『新○○』の『新』っていうのは、どういう意味?

 そう、、、、

 この『新しい』の定義は、実は新しくないのだ。新しくないけど、新しいという表現を使っているだけ、、、しかし、その新しいという言葉が通用するのは何故か?というと、

 それは、常識の枠組み、分野の枠組みを越えて知識を融通した結果、ある分野の既成概念を超越出来た時、それが新しいと言う事になる。

 つまり、企業等で言う新しい何か?を作るには、、、企業の枠を越えた知識の広さが必要って事。物知りで在る事というのが大事。それで居て、他分野、異業種の常識を適用する上で必要なのは、様々な道理や理屈、仕組みの根底の部分が如何なるモノか?という事を見抜く眼力が必要なのである。

 その眼力っていうのは、物事や仕組みを機能の最小単位に分解して考える力。これが大事。色んな分野の色んな事象を小さく分解して考えて、それが融通出来るかどうか?を冷静に見抜く力が必要。

 本来の開発力、発想力というのは、そういうモノ。自分でホントの意味で理解するために何が必要か?というと、己の未熟さ、不勉強さを受け入れて、理解出来るレベル迄に物事を分けて考える力。

 何か新しいという人の知恵に乗っかったり、或いは、新しそうな名前のシステムを使ったから、、、という手法で、新しいモノなんて生まれないのだ。

 先日、新しいモノを作りたいけど出来ないという人の質問を受けたけど、それに対する解答がこれだ。

|

« 媒体の使い分け | トップページ | ダンベルプレート »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 考え方:

« 媒体の使い分け | トップページ | ダンベルプレート »