考え方
何か新しいモノを考える、作る、編み出す、、、、、これって、一体、どんな作業?
この『新しい』って定義の捉え方、、、実は、新しく無いのだ。画期的な発明なんて、そんなに簡単にポンポン出てくる筈がない。
しかし、、、世の中には、新製品とか、新開発とか、、、そういう言葉が溢れかえっている。
では、この『新○○』の『新』っていうのは、どういう意味?
そう、、、、
この『新しい』の定義は、実は新しくないのだ。新しくないけど、新しいという表現を使っているだけ、、、しかし、その新しいという言葉が通用するのは何故か?というと、
それは、常識の枠組み、分野の枠組みを越えて知識を融通した結果、ある分野の既成概念を超越出来た時、それが新しいと言う事になる。
つまり、企業等で言う新しい何か?を作るには、、、企業の枠を越えた知識の広さが必要って事。物知りで在る事というのが大事。それで居て、他分野、異業種の常識を適用する上で必要なのは、様々な道理や理屈、仕組みの根底の部分が如何なるモノか?という事を見抜く眼力が必要なのである。
その眼力っていうのは、物事や仕組みを機能の最小単位に分解して考える力。これが大事。色んな分野の色んな事象を小さく分解して考えて、それが融通出来るかどうか?を冷静に見抜く力が必要。
本来の開発力、発想力というのは、そういうモノ。自分でホントの意味で理解するために何が必要か?というと、己の未熟さ、不勉強さを受け入れて、理解出来るレベル迄に物事を分けて考える力。
何か新しいという人の知恵に乗っかったり、或いは、新しそうな名前のシステムを使ったから、、、という手法で、新しいモノなんて生まれないのだ。
先日、新しいモノを作りたいけど出来ないという人の質問を受けたけど、それに対する解答がこれだ。
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