クランク
自転車のクランク。全く個人的な感想だけど、トリプルよりダブルの方が美しいし、複数のチェーンリングの歯数差が極端に離れていない方が美しく感じる。そして、アウターリング自体はクランクのデザインが映えるように大きな系の方が美しい。
しかし、、、大きな歯数のアウターを踏むには脚力が必要だったり、、、そんな理想を具現化するには無理がチョイある。
広いギア比領域を確保しようと思えば、トリプルはありだけど、、、案外、トリプルクランクというのは快適には使えない事が少なくない。
リアがボスフリーで5段とか6段の時代はフロントトリプルっていうのは悪くない選択肢だったけど、カセットフリーで9段、10段の時代では、フロントトリプルで併用するとチェーンライン的にかなり厳しくなっている。
勿論、使う事は無いけど、アウター×ロー近辺、インナー×トップ近辺は現実の選択肢として無し。基本はミドル利用というパターンで、負荷が軽くなればアウター×トップ近辺、負荷が大きくなればインナー×ロー近辺という使い方となる。
で、現実的に使う時どうなるか?というと、、、、案外、インナーを使う事は稀で、殆どがアウターとミドルで済んでしまう。
となると、、、、あれば良いかも知れないけど、、、、無くても良いかな?的な判断に落ち着く。実際、チェーンラインのズレも改善されるので、チェーンリング一枚辺りの守備範囲段数も拡がるので、現実的には使いやすさが相当にアップする。更に、アウター、インナーの掛け替えで後の調整量が少なくて済むように、オーバーラップが広くなるように、アウター、インナーの歯数差が大きくない組み合わせが良いような気もする。
因みに、ルマンのスポルティーフではシマノのSORA3304クランク+DURAの9速歯等で46-38-24T構成だったけど、、、、東叡のスポルティーフではSUGINO PX+TAアウターで44-34T構成。ロードではBSロードでは50-39-30T構成だけど、ステンレスロードでは46-36T構成。
ある程度の美しさに拘ると、、、やっぱり、見た目にも、クランクはダブルの方がカッコイイような気がする。
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