愛着は、、、壊れてからが勝負
モノに対する愛着は、、、壊れてからが本番。
昨日、スポーツ用サングラス(アイウェア)で、フリップアップタイプの蝶番部分が劣化して破損した話を記事に載せた。
この破損部分の再生だけど、用途的にスポーツ時に眉間に接する部分だから金属で再生するのは危険、、、となると、樹脂部品を使って再生となるのだけど、、、
棄てるのは勿体ないということで、樹脂部品を使って再生してみた。
使った部品は、軟質樹脂の大きめのインシュロック。これをカッティングして成形、成形後にハンダで加温して変形させて、デジカメ解体時に余ったビスを衝突時に額にめり込まない方向で固定するようにした。固定は、元のサングラスフレームの樹脂部分に穴を開けて、作成した部品がキッチリ嵌り込むようにリューターで削り込んでがたつかないようにしてネジで固定する方法だ。
写真の下側が削り込んだ後が見える。真ん中の長方形部品がインシュロックの端材
上から見ると、ビスで固定されている。
通常使用状態が、
フリップアップ時が
こんな感じ。日曜の走行で使ったけど問題無し。
壊れたモノを修理する。そうすると、、、なんだか、愛着が増す。
自転車、単車でも然り。チョイ傷が入る、タッチペンで修理する、、、そういう過程を経て自分の持ち物になっていく感覚。
そう言えば、今日は、炊飯器のカレンダー時計が電池切れで保持出来なくなったのだけど、裏蓋から解体していくと、リチウム電池が載った基盤を発見。電池自体は端子が溶接されたタイプで、端子も基盤にハンダ付けされた状態だったけど、この端子の溶接を外して、同じ定格の電池(CR2354)をホームセンターで調達して復旧。時計で時刻がバックアップされないと、いつも午前7時となるのだ。
何て事無いことだけど、、、こうやって手を掛ける程に愛着が増す。
自分で手を施す、、、技術でも自分でオリジナリティを入れ込む、、、これが大事。
勿論、壊れる前の新品の状態からでも、着かないモノを着くようにアダプターとか作ったりするのも好き。要は、、、オリエンテッド感、マイカスタム感が愛着に重要って事。
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コメント
良いでしょ!これ。
行きつけの眼鏡屋さんで、SWANSのGulWingでフリップアップタイプを購入した時に、レンズ代だけでフレームをタダで頂いたモノなんです。
http://www.swans.co.jp/products/detail_gullwing.html
使っていると、SWANSよりも使い易く、こっちばかり使っていたら、蝶番部分が壊れたんですね。
今回、直したんでSWANSの眼鏡は暫くお蔵入りの予定です。
なんでも、自分の手を加えるのが良いですね。
投稿: 壱源 | 2012年8月27日 (月) 09時10分
あはは 結構渋いのをお使いですね・・・・
愛着は 壊れてからって なんとなくわかる気がします。
投稿: てるひこ | 2012年8月27日 (月) 06時05分