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2012年9月24日 (月)

最後通告

 健康診断の数値の見方の話だ。

 健康診断の数値、、、大抵は、どんな検査項目にも正常範囲が指定されている。

 で、この正常範囲に入っていれば良い、、、、という判断は甘い。

 大事なのは、、、、正常範囲の中央値に値を揃える事が出来るかどうか、、、、である。範囲の幅が広いのである。幅を僅かでも超えたら異常状態と判定される訳だが、前項目が正常範囲とはいっても、正常範囲の境界近辺に値があったとすれば、、、実は、それは健康ではないのだ。
 笑い話ではないけど、例えば、腹囲、、、ウエスト85cmがアウトで84cmがセーフ?wwww
 有り得ない、、、84cmだってアウトだし、立派なデブだろう。横になって腹を見るとイイ、、間違い無く、締まり無くだらしなく弛んでブヨブヨになっている筈だ。そこには紛れもなく内臓脂肪を含む脂肪が蓄積されているのである。醜い姿態となっている筈だ。

 その境界近辺に或る状態、、、、それは、健康な状態と同じ生活活動が維持出来る期限と捉えるべきなのである。

 逆に言えば、その正常範囲を超えた状態ばかりになると、、、健康状態で行う事が出来る生活活動全てを同等に行う事が困難となるということ。

 つまり、長い人生の間で、活動的、健康的に薬に頼らず、若い頃と同じ活動が出来るように保つには、、、、常に、健康状態を保つと言う事。健康状態を取り戻す期限、、、、それが、正常範囲の境界に検査数値が変化した時なのである。

 この正常範囲を超える検査項目が多くなると、、、、その時点で、健康な状態で行えた生活活動が行えなくなる、、、、結果、そういうモードに移るのだ。

 一般の人が成長期を過ぎて社会人生活を営む、、、それで身体環境が破壊方向に進行し、その境界に到る時期、、、それが四十歳前後なのだ。

 その四十歳という時に己の身体の異常を察知するかどうか?それで価値観を変える事が出来るかどうか?

 これが、四十代以降にも、それ以前と同じ活動が出来るコンディションを維持出来るかどうかの分かれ目なのだ。

 検査項目でヤバイ状態ながら健康と錯覚している状況で、価値観を変えろ、、、、これがメッセージ。これが出来なければ、、、、健康を失って、或る意味、薬と拘束の奴隷になってしまうのである。

 四十歳直前の人で、健康診断の数値がヤバイながらも自覚症状が無い人は、救いがあるのだ。今なら間に合う、、、、、疾病状態が発現すると行動が制約される、、、すると、以前の健康を自然治癒力だけで取り戻すには相当な困難が伴う。いや、そういう困難な活動を続ける精神力自体が無くなっているだろう。

 今思えば、39歳の時点で気付いて三ヶ月でトリプル(腹囲、体脂肪率、体重)-20を目標に掲げ行動してホントに良かったと思う。健康第一である。

 健康を取り戻す最後通告、、、それは、健診で検査結果が正常域の端っこに移った時、、、、、それを越えて異常状態となり疾病を発現したら、、、、多分、アウトだ。

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