車格
資料を持っていない、或いは、予備知識を持っていない状態で、物凄く古い自転車のゴミを入手して、そのゴミを判定する時に手がかりになるのが、、、、そのゴミチャリに付属している部品の銘柄であったり、フレームの細部の工作状況。
大抵、車体自体と構成部品は、釣り合いが考慮されている事が多い。最近の小径車カスタムとか、安チャリベースのカスタム車両の場合、その釣り合いが破壊されたり、無視されている事が多いけど、、、
多くの場合は、車体とパーツのグレードはある程度の釣り合いがある。
今、レストア待ちのフレームが二本ある。
一つは、ラグレスで剣先メッキのフレーム。詳細は不明だけど、構成部品は、初代のDURA-ACEのハブ、クランク、メカ、MAFAC-RACERの直付けセンタープルブレーキ、レバー、、、、となると、モノ自体は、それ程悪いモノではない、、、、そういう判断。
一つは、メーカー完成車で、サンツアーのサイクロン、スプリント混成の変速系、ブレーキはダイヤコンペ、クランクはスギノで鍛造モノ。ハブはサンシン、、、恐らく、ミドルクラスのグレードの品だろう、、、、そういう判断。
因みに、BBを抜いてフレーム+フォークでの重量を量ると、先のラグレスのモノが2.2kg、後者が2.5kgである。恐らく、先のモノが石渡022辺りだろう。後者はクロモリのプレーン管だろうか?
ある程度は、ゴミ状態で構成されている状況から、モノの判断は出来たりする。
因みに、フレームサイズは両者ともシート長CT=530mm、トップ長CC=540mm構成だ。
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