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2012年9月18日 (火)

スポルティーフの定義

 個人的にはスポルティーフってカテゴリーが最も好み。

 そして、そのスポルティーフの定義っていうのは、

『舗装路中心の日帰り~一泊程度の小旅行を行う快走サイクリング自転車』

 と言う定義。

 勿論、どんな自転車でも行えることだけど、その用途に応じた機能を特別に考慮して作るというのが大前提。ロードにフェンダーとか、ランドナーに細いタイヤとか、そういうのは違う。

 定義を具現化する装備を具体的に特化して設けるという考え方が大事。

 例えば、、、

1.舗装路中心
 これで、細めの高圧タイヤ、、、具体的には28c以下の700C、1-1/4以下の27インチのWOホイールの自転車

2.日帰り~一泊程度
 身体を身軽にした上で荷物を搭載できる。荷物は目の届く範囲が安心。となると、小型フロントバッグを搭載可能な形、、、小振りなフロントキャリアが理想だろう。キャリアに荷物を積載するとなると、荷物の荷崩れ等々でキャリパーのブレーキセンターが狂うのはNGだから、キャリアの固定はブレーキキャリパーの固定に影響を及ばさない構造が理想。となると、ブレーキキャリパーはセンタープル構造でピポット直付けが一番合理的。
 フロントバッグは背面側左右にポケットが欲しい。となると、ワイヤー取り回しはサイドでなくセンター引きの方が便利。センタープルとかカンチの方が良い気がする。

3.小旅行
 天候の変動を加味すると、フェンダーは必須。灯火器も被視認性だけでなく視認性を重視すると照射範囲を確保するパターンの考慮が必要。ダイナモ+電池式とかが必要だろう。
 フェンダー装備+28Cサイズに併せたクリアランスが確保されたフレームが必須なのは言うまでもない。

4.快走
 速度域は公道で高め、、、となると、ある程度、速度を保ちやすいギア比構成、クロウスレシオの多段ギアが必要。

5.サイクリング
 競り合いよりも一定の速度を淡々と乗り心地良く、、、、となると、前提として大径断面のフレームはNGだろう。細身の鋼管フレームが最適。低重心、ロングホイールベース、直進安定性、、、スタンドオーバーハイトが同じなら、ハンガー下がりを大きくして重心を下げてシート長も長め、公道を長距離だから後乗り中心でシート角は寝気味、安定性重視だからヘッド角も寝気味、アップライトな姿勢が取れる前提でトップ長を守るなら、ステム突き出し長とトップ長のオーバーラップを加味してトップ長はロード系より長めという専用ジオメトリーのフレームが必要。ロードフレームではNGだし、27インチロードマンの改造でも無理。

 このような条件を現代に蘇らせるとなると、、、その辺を理解したビルダーが作るか、当時を知ったサプライヤーが提供するか、、、或いは、スポルティーフという通り名が一般に浸透していた時代に、その名を当時の専門家が提供したモデルをレストアするか、という手段しかないだろう。

 そういう思想を今の時点で再現するにしても、見た目だけ、それ系というのとは違う。ブレーキでカンチというのも今一だし、ロード共用のフレームも今一。ハンドルハイトを自然に確保するのが困難なアヘッド構造も今一。無理なスローピングでハンドルハイトを確保してもメイン三角が小さく為らざるを得ない点でスローピングはNG、灯火器がオプションなんて論外だし、、、、

 最近は、スポルティーフを名乗る自転車、少なくないけど、、、、安物のそれ風はやはり違う。ただ、スポルティーフに用いるパーツのブランド迄全てを固定化するのも、やりすぎだろう。

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