国土とか領土とか
世界各地で領土問題による紛争、争いが起きている。
でも、、、、そもそも、無人島とか岩礁とか、、そういうのに領土という概念を当て嵌める事自体に個人的には違和感を感じる。
本来、国家とは、民族を守るモノ。国民の暮らしを守るモノ。暮らし(人が暮らして生活を営む行為)の存在しない場所、それって、誰のモノ?そこから経済水域とか言ってるけど、、、人の暮らしが無い場所が、統治の対象となるという概念自体に違和感を感じる。人の暮らしの無い地形に領土という概念、、、これは世界の常識かもしれないが、地形は誰が作った?と言う事を考えると、、、どうも、しっくり来ない。
正直、経済水域なんて、人が自然からの営みで生活している土地から幾らの距離という概念の方が自然ではないだろうか、、、、、水産資源とか、埋蔵資源とか、、、そういうのは、見付けた岩礁の周りにあれば、岩礁を見付けたモノの占有という考え方自体が卑しいというと言い過ぎだろうか、、、、人の暮らしの直ぐ側に資源があるならいざ知らず、、、遙か遠方で見つけた岩礁、無人島の周りに資源があれば、それは全部見つけた者の物、、、どうなんだろうか?
過去の歴史を持ち出したり、大陸棚論争を持ち出したり、、、、そういう考え方では、多分、考え方をまとめる事は不可能だろう。それぞれに主張があって、妥協する考えがない、、、となると、永遠の問題とか、戦争、紛争とか、、、結局、未解決が永遠に続くだけ。解決したとすれば、それは武力による強い者勝ちという、法もへったくれもない結果になるのは明白。
なんていうか、、、そもそも、地球の資源とか自然から得られるモノっていうのは、誰のモノでもないような気がする。それを利用したいなら、皆で利用して掛かる経費の負担率に応じて利益配分を決めれば簡単というのは、多分、理想論だろうけど、個人的にはそう思う。
岩礁とか、無人島とか、、、領有権の主張、、、大いに結構だけど、結局、岩礁とか無人島というのは、暮らしが成立しないから、そうなっているだけ。そこに拘るのは、そこの資源目当て、、、、なんだか、違和感を感じるのは自分だけだろうか、、、
領地、領有なんて、自国の国民が、その地から生活の糧を得ている範囲という定義の方がしっくりくるだろうに、、、、海に面していない国も少なくない訳で、、、
こういう考えは恐らく禁句なんだろうなぁ、、、
まぁ、現在の世界の常識、自国の常識で、領土について民衆や国家が声を上げるのは自由だが、少なくとも、領土問題をネタに暴動、強奪、テロまがいの行動を起こす群衆と、それをコントロール出来ない政府っていうのは、情けないっていうか頂けない。
これをネタに強盗、強奪、泥棒行為、、、、これって、著作権の問題等を併せて考えれば、自分のモノは自分のモノ、他人のモノも自分のモノって自己中心思想が根っから根差している結果のようにも見える。
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コメント
こんにちは!
そうですね、色んな価値観、考え方の前では現実的には対抗的な手段を執らざるを得ないのが現状ですね。
例の法律、あれって戦中の大政翼賛会みたいなものでしたよね。
投稿: 壱源 | 2012年10月 1日 (月) 09時09分
領土問題は、それが岩礁であっても、
その綻びから良からぬことを考える国家がある。
そういった意味できちんとけじめ付けておかないと、
今の人間社会では付け込まれてしまう。
そこまで人間の精神が成熟していない。
ちなみにチャイナの国防動員法って知ってます?
これが何を意味するかも。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%98%B2%E5%8B%95%E5%93%A1%E6%B3%95
投稿: えふ | 2012年10月 1日 (月) 06時42分