« 会社?社会?、、、勿論、社会! | トップページ | 木曜スイム♪ »

2012年9月21日 (金)

キャラクターの根底

自転車のカテゴリーというか、キャラクターを決めるのは何か?

 自分の場合、スポルティーフが好きだけど、例えば、スポルティーフを決定づけるのは何か?

 これ、スポルティーフに限らず、ランドナー等々でも言える事だけど、用いているパーツというのは、あくまでも付随的な要素で、決定的な要素にならない。

 ロードバイクにフェンダー付けても、キャリア付けても、、、、それは、スポルティーフに非ず、、、

 結局何?っていうと、やはり、車体そのものだろう。自転車ならフレームのジオメトリーに帰結するような気がする。

 用途があって、用途にあった骨格が決まる。この骨格こそが自転車のキャラクターを決定づける。

 その骨格を、如何に創るか?何を使うか?そして、用途に応じた時、何がベストの選択か?の妥協を廃したもの程、純化したキャラクターを持つ事ができる。つまり、そのカテゴリーへの特化度合が高いということ。

 昔の自転車なら49,800円の中学生の通学自転車でBSならロードマン、ナショナルならタムタムロード、ミヤタならカリフォルニアロードなんて車種があったけど、タイヤ細くしてスポルティーフにならないし、泥除け外してもロードにはならない。バッグを装備してもランドナーとは違う。
 それは、、、どうやってもロードマンなのだ。

 同じように、どんなに高級なロードバイクでも、キャリア+フェンダーでスポルティーフにはならない。どやっても、、、フェンダーアタッチドロードレーサーに過ぎない。

 固定シングルギアが付けばトラックレーサーとはならないのと同じ。やはり、フレームありきだろう。

 現実、自分も自転車趣味に回帰して、スポルティーフに憧れて、、、小林ロードフレームにセンタープル+フェンダー付けたり、シルクR2-4に同じようにセンタープル+フェンダー付けたりしたけど、、、やはり、ダメ、、、、心が許さない。

 結局、ルマンのスポルティーフのチャンガラをレストアし、最終的にはTOEIのスポルティーフフレームで創っている。そんなもん。

 どんなに、真似ても、、、出来たモノは違う、、、、何故?それは、骨格が違うから。如何に部品で体裁を整えても、、、、全くダメ、、、、そうなんである。

|

« 会社?社会?、、、勿論、社会! | トップページ | 木曜スイム♪ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: キャラクターの根底:

« 会社?社会?、、、勿論、社会! | トップページ | 木曜スイム♪ »