ヒルクライム
勾配を駆け上がる。でも、距離によって走り方は随分と違う。
非常に重たいギア、例えばピスト等で1000m程度の距離ならば、1000m限定で走るなら、全身を使って漕ぐ事も可能だけど、、、、
数キロ以上の長い距離を淡々と上る場合、全身を使って漕ぐような漕ぎ方では保たない。
比較的軽いギアで座ったままに漕ぐならば、サドルの後気味に座り、ハンドルの中央部を握り、腕は畳みすぎず、伸ばし気味に、姿勢は前傾にならないように前方に蹴り出すような漕ぎ方が楽。漕ぐ時に前傾して腕が畳まれて身体を前後に揺らすのでなく、姿勢は倒れすぎない状態が維持出来る程度の軽いギアを選ぶのが大事。
勿論、こういう漕ぎ方でも長時間の維持は結構キツイ。
きつくなったら、今度は立ち漕ぎ。ただ、立ち漕ぎでも上体の筋肉は身体を支える程度で、上体を振り回すような上体の使い方はNG。レバーパッド部分辺りを握り腕は伸ばし気味、身体を立てて左右の足に重心移動するような形。完全にクランク下死点に踏み切る前に体重を載せ替える。階段を上るような形で体重移動するような印象。
選ぶギアは座りっぱなしのギアより少し重めだけど、体重と慣性力でペダルが降りる程度の重さを選ぶのが大事。
軽すぎると、踏み抜けて体重載せ替えで体力を使うし、重すぎると上体に無駄な力が入る。
座って淡々と漕ぐ、立って身体の揺れを最小で漕ぐ、、、これを切り換えながら行えれば、上りの登坂は案外楽。
そして、頂上が見えたら、、、、重たいギアで上体の振りも踏む力に変えて漕げば、一気に上れる。
因みに、ピストで上る時はラストスパート漕ぎの漕ぎ方。実際、、、、距離で1km弱、時間で3分程度が限界。
淡々漕ぎなら30~60分程度は維持出来る。
但し、、、上る速度域は全然違う。ラストスパート漕ぎで25km/h以上が可能。淡々漕ぎでは出ても20km/hくらいのもん。
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コメント
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
投稿: 投資のfx | 2012年9月14日 (金) 12時44分