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2012年10月 3日 (水)

新世代入門スポーツカー

チョイ前の話だけど、トヨタとスバルは水平対抗四気筒のエンジンを使った86/BR-Zってスポーツクーペを登場させて話題を振りまいた。

 他には、マツダがアルファロメオと小型スポーツカーで提携して、次期ロードスターはアルファのスパイダーと兄弟車となるとか、、、

 そんな話があった。小型のスポーティーカーが復権、、、そんな感じだけど、、、

 86がボクサー四発のクーペといっても実物を見る限り、、、あまりグッと来ない。それなりにスポーツっぽいけど、、、なんだか、無理矢理スポーツを押し付けている感じが強い。

 昔の86、、、所有した事あるけど、所謂、カローラのクーペが当時の走り屋さんのツボにヒットしただけだし、、、KP61スターレットも然り、、、スポーツカー的な意識で作った訳ではないけど、その素性に惚れた人が、それをそういう色に仕上げただけ、、、、

 ということで、そんな過去の方程式で盛り込んだ86っていうのは、、、、本来なら素材としてチープに登場していないと違うような気がするし、メーカーが提供するスポーツとしては、あまりにも当たり前な感じが強い。

 これなら、歴代ロードスターの方が、ありきたりの部品でスポーツを目指しました的な感じが伝わってきて親しみを覚える。特に、初代辺りはそうだ。現行は、スポーツカーというよりも、ラグジュアリーカー的な要素が強く、チョイ違う感じが否めないが、、、、

 そんな中、今の目で見て、21世紀の素材として楽しめるスポーツモデルとしては、歴代スイフトスポーツ、、、これは、結構嵌る。スペックや形態は割と普通だけど、普通ながらにグッと来るポイントが含まれている気がする。

 スイスポが古典的で現代的でないならば、個人的にはCR-Zなんかが面白い。基本、インサイトとか、それ系の安価な大衆向けハイブリッドシステムを核にスポーツを組み立てている点で、肩の力の抜け具合は、昔の86とかCR-X、KP-61或いは、初代ロードスター、MR-2と生い立ちが重なる。

 入門スポーツカーっていうのは、作り手の気張り度合が専用設計というような入りすぎた力で作られるのでなく、大衆素材をベースに安価かつ頑丈に、皆に如何?ってノリで提供したものであるべき、、、、個人的にはそのように思う。

 昔の86は先代71のキャリーオーバー、KP-61も然り、ロードスターはFFファミリアのエンジンを流用して安価なシャーシに乗っけただけ、MR-2はFF用コンポーネントから生まれたミッドシップ、CR-XはチョップドFFだし、、、そういう流れを受け継ぐのは、インサイト、フィットハイブリッドシステムを使ったCR-Zっていうのは、合格だと思う。

 この度登場した新世代CR-Z、結構イイ感じ。86よりも好きだ。

 因みに、この度登場の無限RZ、CR-ZのS/Cコンプリートモデル、、、結構面白そう。

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