制御単車
本屋で雑紙をパラ見、、、すると、、、Ninjaの250/300Rでもスリッパークラッチを装備する?
あれって、エンブレによるショックを和らげるモノで、、、過去を遡れば1982年頃のVF750S辺りから市販されてきたメカニズム。エンブレの大きな大排気量ツイン、V4辺りから普及して最近ではマルチシリンダーの大排気量、そして今度は中小排気量、、、、
そう言えば、最近は大パワーもスイッチでパワー特性を選べたり、ABSとかトラクションコントロールとか、、、色んな制御が入りまくり、、、、
でも、、、
個人的には、そういうのを全て行ってナンボというのが単車のような気がする。
大パワーがフレンドリーになったとしても、、、パニくったら一緒。加速によって得られる速度自体は昔も今も一緒、、、、どんなにフレンドリーになってもリーン操作自体は人が行うモノ、、、、速度と目線と高さから受ける感覚は一緒だろう。
クラッチワーク、ブレーキの前後配分、そういう基本的な操作をデリケートに行うのが単車の楽しさ、、、そして、敢えて破綻させてアプローチアングルを変えるような走り方を選んだり、、、、それが単車の楽しさでは無いだろうか、、、、
制御化、、、それって、AT化の進んだ四輪の世界の後追い、、、最終的にはスクーターみたいになるんだろうか、、、、、乗り手をこばむ単車、、、、そういうのが減っていくのは何だか悲しい。
スリッパーレスのビッグツイン軽量スポーツバイクとか、、、、制約を受けない高回転型エンジンのビッグマルチとか、、、乗り手の操作を省略するのは個人的には好みでない。
やはり、、、ナナハン免許は試験場オンリーで、、、、そういう時代の方が正しいような気がする。試験では、横から蹴りを入れられても転けないとか、フルロック八の字が出来ないとNGとか、ウエットでフル加速とか、、、そういう試験でも行えば良いのに、、、、
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