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2012年11月26日 (月)

健康診断の見方

勤め人なら年に一度の健康診断がある。
胃部、肺のレントゲン、潜血検査、尿検査、血液検査、、、、色々である。
検査の結果、正常範囲に対して、検査数値が幾らか?という表示が為されている。

更に、最近は、ネット、テレビ、雑紙等々では健康に対する情報が様々に流れている。糖尿病、と関連する疾病の類、癌の類、、、色々である。

そこで、自分の身体の状況を得られた情報から如何に判断するか?正常範囲ならOKだけど、それ以上の事を如何に読むか?

健康診断でえた検査数値から言える事は、それ以上の事は無いので、実際は、異常状態になって要検査、要治療と表記された時点で医者に掛かるということだが、果たして、そういう論理で疾病から逃れる事が出来るか?というと、、、それでは足らないような気がする。

検査数値を自分で判定するとすれば、、、正常範囲に入っていれば良い的な考えよりも、正常範囲の中央値から如何ほど外れているか?を見る事が大事で、健康というのは検査数値範囲の中央値になっているかどうかが必要では無いだろうか?

中性脂肪にしろ、コレステロールにしろ、γ-GTPにしろ、値が少なければ良いというモノでも無いだろう。多すぎてもダメ、少なすぎてもダメ、、、ということは、正常範囲の中でも理想数値というのが存在する。その理想数値からのズレを認識することが大切だ。

数値が低すぎても異常を感じなければ数値に振り回されないように、、、、そういう意見も耳にするけど、そもそも、体内の物質は必要だから存在するわけで、必要というのは当然、適量ということ。不足すると、その本来の機能が賄われない訳だ。コレステロールでLDLコレステロールを悪玉と表現するのが、そもそもの間違いだろう。

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