金、知恵
企業が競争力を求めて行動する。
1.設備投資する資本力があって、導入した設備で製品、サービスが得られるモノ。
2.設備は不要だけど、手順や方案、方法といった知恵で製品、サービスが得られるモノ。
3.知恵を具現化するのに、相応の設備が必要で、それで製品、サービスが得られるモノ。
大企業は、この内、3.の戦略で生き残りを掛ける。
優良な中小企業は、2.の戦略で生き残りを掛ける。
2.と3.の違いは、製品、サービスを供給するマーケットの規模の差と言ってよい。
どちらも成功する。
理由は、金や資本は二の次で、大事なのが知恵という部分を守っているから。
しかし、、、1.の方法で、知恵無しで金で得られるモノでどうにかする事を期待するタイプ。
金を掛けて得られるモノ、、、誰でも得られる、、、つまり、競争力に非ず。
このタイプ、、、肥大化した中小企業、伝統的に同じ製品を長い年月作ってきた大企業に多い。成功体験から抜けられず、、、というのが原因だろう。
シャープなんか良い例かも、、、
金や投資だけで得られるのは、生産能力かもしれないが、競争力を伴う技術力ではない。
生産能力よりも大事なのは、、、、何を生産するか?の部分。
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