就職戦線
就職活動解禁。
一方で、内定率が低く、難関をクリアしたにも関わらず、入社後の離職率も高いとか、、、
客観的に見て思う事、、、、
卒業して受ける側の実態、、、、正直、最高学府の専攻修了に相応しいモノを身に付けているか?というと、そうでない方が圧倒的に多い気がする。
難関大学とか、志の高いホントの意味での成績優秀者は相応しい知識と魂を持っているだろうけど、必ずしもそうでない。
事実、数多くの卒業見込み者の面接等で思うのは、成績証明書の実態に見合っていない状態の人が多い。入社後の新人を見ても然り。ビックリするようなのが、物凄く多い。
まぁ、今時の大学では、理系学部で夏休みに高校数学の補習とか、そういうのが普通だったりするから仕方ないのだろうけど、、、、
言ってみれば、雇う側の情報判断は面接と成績証明書だけど、名の通った人気企業以外だと、最終的には、成績証明書を信用した上で、十数分の面接から、人柄とか、活発さで選んでいるのが現実。
一方で、高いスピリッツを持った学生からすれば、企業に対して不平、不満を持って離職する人も結構居る。
企業の募集要項では、研究、開発、、、、、なんて書いてありながら、入ってみると、そんな職種が存在せず、経験工学?という言葉で全てを片付けて曖昧な判断だけで物作りしているような企業も多いのが実態。
企業の募集では、企業の自称によるアピールを学生は信じる訳だが、企業の自称が学生の持つイメージから大幅に乖離している場合も少なくない。
この受ける側、雇う側の自己アピールが虚飾に満ちているのが、就職難、離職率等の問題に大きな影響を及ぼしているのではないか?と思う事が多い。
受ける側も大学が学生を就職したいがために与える成績証明書、推薦書を携えているけど、それ自体の信憑性が怪しいし、企業が募集要項に掲げる項目も信用度が低い。
これは、双方が、自己都合で自称しているからであり、化かし合いみたいな状態となっている。
学生の知識レベルを第三者の公的機関で付けた上で、それが採用基準になれば良かろうし、企業の採用職種の実態も、企業を評定する第三者機関の格付けが必須となる仕組みになれば、双方のすれ違いは相当に解消されるのではなかろうか?
大学自体が学生評価を高めるために必要な知識を学ぶ学舎のような存在となるべきではないだろうか?
そして、企業は運営実態、技術レベル実態が他社と比較した上での格付け評定を学生にさらけ出すべきではないだろうか?
英語等では、TOEICの点数が一つの目安となっているが、英語に限らず、自然科学、工学の各専攻毎に履修レベルが評価出来るような尺度があれば、非常にクリアになるだろうし、企業評定でも、取得特許件数と言った金額以外の活動実態を表す要素を格付けに入れた尺度があれば然りである。
今の自称○○、、、、これって、信用出来ないモノだ。
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