何でも選べるよりも、、、
ギア比の話。
普通に考えると、ギア比の選択肢が広ければ広い程安心、、、、。
しかし、、実際に使う場合、ギア比の選択が絞れば絞る程乗りやすかったりする。
MTB、或いは、ランドナー、場合によってはスポルティーフ、、、この辺になると、フロントトリプル、ワイドレシオカセットなんて組み合わせにすると幅広いギア比の選択が可能。
しかし、、、、可能であっても実のところ使う事は稀だったりする。
多段化によって安心は手に入るけど、実際、多段仕様で使ってみると案外使いづらいのだ。使えない事は無いけど不快な感じ。
そもそも、走る状況が激変するなんて事は稀。走行状況の変化は徐々に、、、である。走行条件の変化が緩やかであれば、変速もそれに併せて変化させる事が出来る方が使い易いモノ。
となると、フロントも歯数差を抑え、カセットもクロウス気味に構成させた方が扱いやすい。
それでもギア比のレンジが狭いなら、、、その時にこそフロントをトリプルにするという事で良いような気がする。フロントトリプルでカセットもワイドというのは逆に使いづらい。フロントトリプルならカセットはクロウスの方が使い易い。
昨今の多段化の組み合わせでは、フロントトリプル、リア多段だと、チェーンライン的に結構厳しい。
正直、乗りやすく使い易いのは、必要最小限のギアに絞る事。これが一番だと思う。
究極的には、、、、シングルスピード、、、これが一番使い易かったりする。
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コメント
こんにちは!
クロスバイクという括りなら、そういうシンプルな構成の方がよさそうですね!
用途が決まり、走行帯域が幅広い程、ワイドレンジの7段構成というのはピッタリです。
街乗りMTBとかJr-MTBの利用では殆どフロントトリプルでもセンター縛りで使われてますから、アウター、インナーを取っ払って使うのは至って合理的だと思います。
投稿: 壱源 | 2013年2月18日 (月) 08時24分
トップのギア比が、3.23では下り坂で足が余ると言われましたが、巡航ギアが2.8の自分には充分すぎます。
壱源様のお墨付きをいただければ、もう悩むことはありません。
半年ほど悩み続けて放置していたフレームを磨いて、究極のクロスバイク作成にとりかかります!!
お返事、ありがとうございました。
世間の常識を打ち破る毒舌(失礼)コラムを、これからも楽しみにしています。
投稿: | 2013年2月18日 (月) 01時11分
こんばんは!
ギア比は必要なモノを装備、、、これがイイですね!
700Cで42×13-34Tだとすれば、全域をカバーできそうですね!私は悪くないと思います。
シングルスピードでも、フロントシングルでも、超多段だったとしても、乗り手がOKだと思えば、それが正解だと思います。
他人の選択への批評はOKですが、批判はNGですよね。
投稿: 壱源 | 2013年2月18日 (月) 00時27分
こんにちは。
愛知県の自転車乗りです。
コンパクトクランクについて調べていて、ずいぶん勉強させていただきました。
壱源様のようにシングルスピードで走れるほどの脚力はありませんが、個人的には、フロントシングル(42T)・リア7段(13-34)もあれば、走れない所など、ないのではないかと思っています。
周囲の人達に話しても理解されないどころか、『そんなものはママチャリと同じだ』と、異端扱いを受けますが。
投稿: かげふさ | 2013年2月17日 (日) 23時42分