ケイデンス
ニシダサイクルさんの常連さんや、いつも走る場所で出会う人から、脚が良く回りますね、、って言われる事が少なくない。
さて、何回転?と振り返ると、、、ピストで40km/h前後で走っているから、常用が130rpmである。実質は、120~150rpmで走る事が多い。
このケイデンスは高回転なのか?というと、自分的には良く判らない。
基本、漕ぐ時はクランクが水平になったポイントの一点のみでしか力は入れない(まぁ、実質的には水平から下向き45°迄の範囲だろう)。それ以外では、クランクの軌跡に併せて脚を同期させてペダルに力が掛かっていない状態で回すだけ。
力を入れる時間を極力短くして、回転数を稼いで、時間あたりの仕事量としては最小となるように心掛けている。長い角度で力を入れ続ける漕ぎ方に対しては自分は否定的。脚を引く時に力を入れるのは、体幹での力の向きの変化を考えると、力の向きを変えるために力を費やすのが納得出来ないから、そういう漕ぎ方はしない。
一点で同じ方向でのみ力を入れる。その一点を過ぎたら力は極力使わない。その一点で力を伝える頻度を増やすために回転数を高めるという考え方。漕ぐ一点以外は、足とペダルはフリーで力学的には離れた状態を意識する。
そうすると、回転数が高い程、漕ぐ頻度が高まる。そうなる程、クランク回転が慣性でも保たれやすい。つまり、ロスが少ない、、、、そういう持論である。
ローラー台等でそういう漕ぎ方でマキシマム迄上げると、ケイデンスで最高では240rpm程度迄回る。普通に漕いで210rpm程度は楽勝である。そういう回転数を作る事が出来れば実走で150rpm程度では脚が追い付かずに尻が跳ねるなんて事は無い。
ということで、自分的にはそれ程高い回転数で漕いでいる意識は無かったりする。
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