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2013年2月14日 (木)

コンデジ、消滅か?

デジタルカメラ、高機能化と進歩が著しかったけど、今やかなり厳しい製品ジャンル。
特にコンパクトデジタルカメラは携帯、スマホと機能が重複しており写すだけのデジカメは相当に厳しい。
しかし、、、デジカメっていうと、カシオのQVが登場したのが1990年代半ば、QV-10が最初だろう。デジタルカメラの普及はパソコンの普及と歩調を合わせており、パソコンでインターネット接続がスタンダードとなり個人ホームページが作られるようになってから特にデジタルカメラの普及のスピードが上がったように思う。
デジタルカメラの価格は、普及の度合に反比例して低下し、機能は普及の度合に比例して高まっていった。
そんなデジタルカメラが商売として成り立っていたのは、携帯電話に高性能カメラが付くまでの間だったのだろう。
デジタルカメラが憧れの家電だったのは2000~2003年頃だろうか?メガピクセルの出始めでは、大きさ、速度等々の面でかなり厳しかった。普通に使えるようになったのは200万画素機以降。この頃に消費者ニーズに追い付いたのではないだろうか?
それ以降、少しずつ高機能化したけど、大きくは高画素化である。ただ、消費者ニーズを満たすカメラ性能を携帯が持つようになってからは、それ以上の機能が要求されていない訳で、どんなに高機能を追求したとしても、多くの人にとって、敢えてカメラを買う必要が無いという事になる。これが実際の消費者の心理の変化だったんだろう。

結果、

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130213-00012872-toyo-bus_all

となる訳だ。
ただ、デジタルカメラっていうのはパソコン+インターネット+ホームページ、ブログによるムーブメントに乗っかっただけのモノであり、所謂、一時の夢みたいなモノである。そんな時代をスタンダードに考えるから不景気感を感じる訳だ。

そもそも、デジカメの登場以前、カメラ市場っていうのは一部のマニアのモノであり、今はそれに戻っただけとも言える。当時の手軽なカメラとしては、ポラロイドであったり『写ルンです』だったりするわけで、今はデジタル一眼、ミラーレス一眼が当時の王道カメラに該当し、『写ルンです』の代役は、カメラ付き携帯がその役を担っているのだ。

但し、個人的にはデジタルカメラは楽しい。それだけは確か。

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