ガラパゴス
JR東の社長曰く、『鉄道ガラパゴス』、、、他にも、スマートホン全盛の今、従来型の携帯電話を『ガラケー』と読んだり、、、、
ガラパゴスって意味が自嘲的に用いられている。
でも、世界標準が正義か?というと、、、必ずしも、そうではない気もする。ガラパゴス化っていうのは、言ってみればユーザーニーズにマッチしたと言う事で、市場のニーズを捉えた結果の話。NGなのは、ニーズを通り越して作り手の自己満足状態に陥る事だろう。
今、4Kテレビの話題も耳にする事が多いけど、これはニーズとして存在しているか?というと、かなり怪しい。
今の時代、動画コンテンツの持ち出し視聴が普通であり、それなら高解像度なんて無用の長物であり、画面サイズが小さくなるとワンセグでも十分、、、、そんな時代に大画面必須の4Kテレビが必要か?というと、ニーズを通り越した世界の話にしか見えない。
今の時代、世界標準とか言って、嗜好や水準の異なる世界を一つのレベルで賄おうとする考えの方が違うのでは?という気もする。
こういう時代程、エリアに併せたニーズの掘り起こしと特化を図る商品展開の方が正解ではないだろうか?つまり、ガラパゴスを大量に、、、、という方法の方がユーザーニーズにマッチ出来るように思ったりする。
全てを共用するよりも、構成する技術の組み合わせによってニーズへの最適化を図るというのが正しい選択のように思ったりする。
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