国策技術開発せんのか?
技術立国日本の筈。
しかし、ソフト的要素の入った分野での開発競争は苦手。PCのOS、プロセッサー、新しいアーキテクチャの開発は苦手。エンドユーザー向けのコンセプト開発も苦手。
ならば、、、
限界を定めない技術開発で、ターゲットが決まった分野で先鋭化する事が正義の分野で技術開発すればよいのでは無かろうか?
それで居て、実効的な分野で開発を進めるのが一番のような気がする。
具体的にはDDH型護衛艦だったり、心神のようなATD-Xだったり、、、こういう分野なら作りたいニーズは判っている筈だから突き進めるだろうに、、、、
DDH型護衛艦でも19500トン、全長248mなんてケチな事言わないで、昔の信濃とか大鳳レベルの270m、今ならVLCCクラスタンカー並の330m辺りのDDHを作ればよいのに。ドックのサイズから考えて作るのは不可能ではない。
ATD-Xがどれ程のモノか知らないけど、その分野で必要な技術開発なんて得意中の得意だろう。F35B並のSVTOL機能付きでもターゲットにDDHと組み合わせて運用出来るポーズを示しても良いのと違うか?
作ってゴミになるモノではない。最先端の開発では付随的に生まれる技術も多岐に渡るだろうし、必要な技術集約の広さから考えると経済への波及効果も小さくないだろうに、、、実際、GPSなんてモノも然りだ。元々、アチラの世界の技術。それが今や色んな世界で利用されている。
正直、訳の判らない公共事業より、こういう分野で技術を突き詰める方向に進むのもアリと違うか?
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コメント
こんばんは。
技術っていうのは突き詰めれば案外シンプルになるものです。
源流主義的に追求すれば実は安価になったりするんですね。
ただ、開発費は莫大ですが、、、開発後の製造費が安価になれば民間普及も可能です。量でペイするためには製造コストを抑えられる源流主義的な技術を開発しなければなりません。
787で思い出しましたが、ましゅうAOEの材料+787等で用いるC/C材料でコストダウン=東京都下水局向けの先行待機ポンプです。
技術を普及させるにはコストが重要ですが、開発コストが掛かっても製造コストが安ければ量でペイ出来るのでOKですね。
787については、技術の検証が少々足らなかったのでしょうね。
因みに、東京都下水向けのポンプのベアリングシステムは、材料開発に6年、構造開発に4年、技術の再構成に3年、合計で13年掛かりました。分野としては、セラミックス、C/C材料、トライボロジー関連でした。
投稿: 壱源 | 2013年2月10日 (日) 01時08分
ミリタリースペックな仕事なわけですね。
有事では戦時設計な考え方もあるけど、
技術者としては最高なものを
開発する気概がないとね。
製品段階で採算度外視するのか、
費用対効果なのか、って感じですか。
787ってどうだったんだろう。
投稿: えふ | 2013年2月10日 (日) 00時51分
こんばんは!
これ系、作って無駄になるものではないですし、、相応の予算を配分すれば景気にも貢献しますしね、、、
ところで、ましゅう(AOE洋上補給艦)の給油ポンプのサポートベアリングは私が開発したモノが載ってます。特殊素材で素材は証せませんが、今は東京都下水局のゲリラ豪雨対策の先行待機ポンプに相当台数採用されてます。ましゅうへの納品が2001年、東京都には2005~現在、、、技術は拡がるものですからね。
このAOEの洋上給油ポンプ、自衛隊のインド洋派遣で国連の艦艇への給油で酷使されてましたが、正直、大丈夫か?とドキドキでした。
投稿: 壱源 | 2013年2月 9日 (土) 22時23分
DDHだとDDGあたりもセットで必要かも、
打撃群として。運用コストがそれなりに。
作ってるうちにC国が内部分裂しそうだけど。
330mだと米原子力空母並ということ。
今日は高速でJAXAコンテナトラックが。
種子島ゆき?
投稿: えふ | 2013年2月 9日 (土) 21時40分