慢性痛に脳の運動
『きょうの健康』最終日、慢性痛での痛みの程度は、病気、怪我の程度と一致しない。運動は、脳や痛みを抑える神経の働きを活発にするとも考えられており、運動によって痛みを感じにくくするのに、簡単で効果的な方法を紹介。
椎間板ヘルニアになっている人でも痛くない、、、そんな人が居るそうだ。
こういう事例、少なくないそうだ。逆に、痛くない筈なのに、痛みを訴える人も居るとか、、、、
結局、痛みを自覚するのは脳、、つまり、痛みを感じる神経と痛みを抑える神経のバランスであり、そのバランスで痛みの感じ方が違うそうだ。
そんな感じ方、これにはβエンドルフィンが重要な役割を持つ。このβエンドルフィンが分泌されると痛みが抑えられるのだが、運動をする事によってβエンドルフィンが分泌されるという。
運動にはどんな運動が良いか?というと、運動の種別は問わず、好きな運動が良い。そんな運動で一番手軽なのがウォーキング。勿論、モチベーションがあれば究極な全身運動である水泳も良い。
さて、一番手軽な運動であるウォーキングが本日のお奨め運動。そんなウォーキングのコツ。
大事なのは、
1.お腹と背中の意識を集中する事。意識して真っ直ぐする。
2.お尻に力を入れて少し固くする。
3.天井から自分が吊されている意識で姿勢を保つ。
この気持ちで歩く事。これが第一だという。
時にはお腹に手を当ててバランスの崩れを自覚すれば良いとか。歩き方としては、歩幅は小さめに歩くのが良いそうだ。時間は、数分程度を目安に疲れない程度。
次は座って行う足踏み。
4.椅子に座って足踏みをする事。背もたれに体重を掛けず1分程度をこまめに行う。
最後はゴルフボールを使った手の運動。
5.ゴルフボールを2つ持って、掌で時計回り、反時計回りで回す事。
これは、指を動かすのだけど、その難しい意識が運動する脳を活性化出来るそうだ。慣れに応じて、速度、形状を変えて行う事で痛みが追い出されるという。
ということ。つまり、意識を集中しての運動が良いということ。無意識運動ではなく、自覚運動というのが鍵のようだ。
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