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2013年2月23日 (土)

肝硬変の進行を止める

肝臓は慢性肝炎を経て肝硬変、肝癌にまで悪化する。
肝臓は再生能力に優れているけど、そのためには進行を止めるのが大事。
そこで、肝硬変の進行を止めるには?

これがEテレでの放送内容。

肝臓は再生脳録が優れているといっても、肝炎ウイルス等に感染すると、再生が追い付かず、部分的に繊維状になり凝り固まる状態となる。繊維化が進むと表面がゴリゴリした肝臓になるそうだ。

そもそも、肝臓は有害物質の解毒・代謝、栄養分の合成・貯蔵、消化に必要な胆汁の合成・分泌を担っている。
しかし、肝硬変になると、代謝低下で意識障害、合成、貯蔵の低下で血管中の水分量が調整出来ず、胆汁の合成・分泌が低下すると、皮膚や白目が黄ばむそうだ。
つまり、人体の機能を維持する上では極めて重要なのである。肝臓は各臓器に門脈を通して接続されており、肝臓の不調は内臓全体の機能低下んに到る訳だ。

肝臓チェックには何よりも血液検査。アルブミン、総ビリフビン、コリンエステラーゼ、アンモニア、血小板数のチェック、次がエコー検査、これで腫瘍、癌の検査、最後にCT・MRIとなる。

肝硬変を進めないための治療法としては、
アルコール性の場合は、禁酒、
NASHの場合は、運動と食事、
C型肝炎ウイルスの場合は、インターフェロン等、
B型肝炎ウイルスの場合は、核酸アナログ
となる。
進行により重症化すれば、肝臓移植、再生医療となる。移植の場合はドナー次第だし、再生医療では骨髄細胞によって繊維化部分の再生が可能だそうだが、未だ普及段階。つまり、進行するとかなり厳しい状況に陥るということ。

因みに、筋肉は第二の肝臓とも言われているそうで、肝硬変に陥ると、適度な運動を行うのが最近は良いとされている。昔は肝硬変になったら安静に!って言われていたのとは違ってきているそうだ。
他には、肝硬変が進行すると睡眠中に飢餓状態になっているらしく、寝る前にエネルギーを補給して飢餓状態に陥るの防止するのも必要だそうだ。

何れにせよ、病状を把握するために、血液検査等で状態を認識するのが大事ということ。

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