変速機
先日、昼ポタで使っているスピママ号のインテゴが不調となった。インテゴ、内装変速機×外装変速機という仕様だが、惰性で進行中にペダリングを止めると、フリー機能が働かずスプロケがハブと同期して回転しチェーンを送ろうとうするのである。結果、チェーン外れ、、、、となる。
これOHを試みると、フリーの調整が狂っていたため。因みに、インテゴのフリーの調整はハブベアリングの玉アタリと兼ねており、玉アタリ基準で行うとフリーが固くなり、フリー基準で行うと玉アタリがガタツキ気味になったりして結構調整はシビアなのだ。
フリーが固くなるのは何故か?というと、内装変速機用の封入グリスの固化が原因。
結局、封入グリースの交換等を施してOHを行ったのだが、固化の原因は内装変速機を作動させる事が殆ど無いのが原因。
これとは別に友人の乗るライトウエイ、グレイシア。これもインテゴ装備の自転車だけど、彼の場合は、外装変速機は殆ど使わず内装変速のみでの仕様。
で、どうなったか?というと、外装変速機のトップのスプロケだけ異常摩耗。
彼は、クランクを交換した際にチェーンも交換したのだが、その時にトップ側の変速不良が発覚。原因は、、、トップスプロケットの異常摩耗。
この二点で思うのは、、、、インテゴ云々でなく、機能があっても使わずに固定化して使うと、、、、逆に、トラブルを生みかねないということ。
つまり、、、、何でもかんでも多機能、高機能、、、でなく、必要な機能だけをピックアップして装備する、、、、これが要らぬトラブルの予防に繋がるかな?って事。
先日、ブログのお客様の書き込みで機能を絞ったギア構成で、、、って書き込みを見たけど、それで思った事。
まぁ、使いもしないのに多段を求める、、、、70年代のデコチャリ的かもしれない。
案外、今の時代、高機能思考の人っていうのは、70年代のデコチャリに憧れを持っていた当時の小学生かな?って思ったり、、、、。
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