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2013年2月23日 (土)

ピストにQR

ピストバイク。シングルスピードである。となるとチェーンテンショナーは付いていないのだ。で、チェーンのテンションはアクスルシャフトの固定位置で調整する。
それ故に、エンドは正爪エンド、トラックエンドとなっている。
そんなエンドで車軸を固定するのに、、、通常はナット留めとなっている。

でも、、、細いタイヤの街中使用ではパンクのリスクは小さくない。

パンクの度にネジを緩める、、、面倒臭い。

となると、QR(クイックレリーズ)シャフトを使いたくなる。
しかし、、、、QR留めはナットに較べると締結力は強くない。それ故に、駆動力で簡単に車軸はずれてしまうのだ。

その為に、QRレリーズ留めなら前後方向のズレ防止のチェーンプラーは必須である。
チェーンプラーで車軸をフレームと固定した上でQRで固定する事が必要。

因みに、ピストバイクの場合、エンド幅は120mmが殆ど。つまり、ロードバイク用の芯棒はエンド幅130mm用、MTBの場合は135mm用である。このままでは使えない。長さの調整を芯棒側で行うなり、或いはチェーンプラーの厚さで調整して130mmなり、135mmなりの芯棒でピタリとなるように見繕う必要がある。
なお、トラックエンドの場合、エンド肉厚が結構分厚いので、その辺も考慮して現物併せする必要がある。

チェーンプラー併用でQR留めする場合、アルミのトラックフレームだと厳しいかもしれない。
なぜなら、アルミフレームの場合、ナットの当たり面に鉄板が咬ませてある事が多く、想像以上にエンド幅が肉厚になっているからだ。
なお、チェーンプラーでアクスルを引く時にQRの引き棒で引っ張ったらダメ。4mm程度の細い棒に大きな力が掛かったら下手すると折損するかも。チェーンプラーで引くのはアクスルシャフト自体を引くようにパーツを見繕うのが大事だ。

因みに、我が家のCM-1000はチェーンプラーを左右二丁掛けで、QR留め化したハブを使っている。

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