ローディ
先週末、自宅から太田川沿いに向かう公道を走行していた。
神田橋を過ぎて、牛田大橋の信号が赤だったんで減速していたら、横からガン漕ぎのローディがやって来た。
信号待ちの後に青になったんで、いつものペースでいつものようにスタートしたら、このローディ、思いっ切り意識してか、頑張って漕ぐ漕ぐ、、、、時速で35km/h程度でシフトアップしてダンシングモードに入ったようだけど、逆に失速して速度は落ち気味、、、、
走りながら観察すると、リアキャリパーのピポットにはゼッケン固定用のステー、、、、なる程、アマチュア競技にエントリーされているんだろう、、、稀に、居るんだよなぁ、、、何か知らないけど、突然、挑発的にくる人。そして、その多くが、『俺って速いんだぜ!』オーラが全開で、他の自転車を見ると追い掛けて抜かないと気が済まない人が、、、、正直、非常にウザイ。
別にスポーツサイクルに乗ったら速く走れる訳でも、高価なパーツで組み上げたら速くなる訳でも、ピチピチのジャージ着たら速く走れる訳でも、ブームで敷居の低くなったアマチュア競技にエントリーするから速く走れる訳でもないのだが、、、、そういうアイテムを手に入れてコンポを組んだら速くなったと思い込む人が少なくないのが、こういう連中の繁殖の訳だろう。
事実、カーボンフレーム+如何にもルックで、シフトアップでダンシング、ギア丁数で53×15T位で40km/h未満でトルク負けして回転が上がらず失速するようだと、ピチピチのスタイル故に、脚の細さというか身体の線の細さがモロに見える。そりゃぁ、無理だろう?って事を全身でアピールしているようにしか見えないのだが、、、、
何が、そういう行為に駆り立てるのだろうか?四輪では、そういう事は殆ど無い。単車では、、、峠道限定で稀に遭遇するけど、スポーツサイクルの場合、普通に走っていて、そういう頻度は少なくない。まぁ、それでも郊外の定番スポットでならいざ知らず、、、街中の一般道でも凄く多い、、、、
でも、そういう系統で、スゲッ!って人は見た事無いのが現実。
実際、稀に、車体でも格好でも無いところで、違う空気感を感じる事がある。そういう人っていうのは、ゆっくり走っていても速さが見える。ちょっとした仕草、雰囲気、、、そう言うところで速さっていうのは見えるもの、、、、特に、自転車とか単車では、全身が露わ故に、直ぐに判ってしまう。自動車でも勿論、挙動を見た瞬間に判るけど、それ以上に自転車、単車ではダイレクトに判ってしまうモノ。
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