結局
最近の報道を見て思う事。
ダイエットとか、健康増進とかで、ずっと注目を浴びてきた様々な方法、最近になって異を唱える説がチラホラ、、、、
糖質制限ダイエットとか、食事制限ダイエットとか、、、或いは、サプリとか、
結局何が良いか?っていうと、自然にバランス良くしっかり食って、出来る事は全部出来る状態を維持するように、運動自体も万遍なく行うということ。
分かり切っていた事故に、個人的には全く驚かないし、当然だと思うからなんて事無いけど、、、、
で、更に最近思う事。
それは、病からの快復のための方法での薬の処方とか、或いは手術等を見て思うのは、やはり違和感アリアリ。
例えば、血管が狭窄して心筋梗塞とか、、、、それを治療するのにステントを入れるとか、、、そういう方法。
一時的な補修には効果がありそうだけど、そもそも狭窄というのは血管が外部から力を受けて縮んだ結果とは異なり、内壁に付着した物質が堆積してというもの。というと、内部のメッシュ構造の異物というのは、堆積を加速させかねないのでは?と普通に感じてしまう。
本来、血管内壁には付着堆積現象が起こらないのが正常であり、大事なのは、付着堆積を起こらないような組成を保持する機能を活動させる事。つまり、本来備わった居るはずの機能を自然に活性化させるようにするのが一番だと思ったりする。
様々な異常、例えば、肥満も異常の一つだろう。肥満、糖尿病、それに起因する様々な病気、或いは、認知症、運動機能障害、、、、、全てに渡って思うのは、本来の機能を活動させる事が唯一無二の解決策では?という考え。
サプリとか薬剤のように濃縮成分の直接的注入が身体に良いか?というと、決して良いはずは無い。そういう成分注入により身体が反応するのは事実だが、その反応が機能回復に必要か?というと、個人的には、そう思えない。
大昔に習った科目に、生化学というのがある。生化学の書物の中に出てくる言葉に多いのは、『回路』という言葉。そして、回路の機能は、様々な回路が干渉しあっている事。その中で局部的な刺激を与える事は、回路のバランスを維持するのには、寧ろ逆効果ではないか?と思ったりする。
病とか、肥満とか、、、それに限らず、癌、腫瘍等を含めて全ての事象には因果関係があると思う。その因果関係を突き止めて、因の部分を突き止めなければ物事の解決には繋がらない。健康の世界のケア、ダイエットの方法論、、、これらを見ると、多くが対処療法的であり、因を突き止めない限りは、リバウンドや再発のリスクは拭えない。少なくとも、成人後、或いは、加齢によって変化したものの、成長期においては異常が全く無かったと言う場合は、成長期の状態、環境を復元するために、当時と現状の何処に違いがあるのか?を冷静に見つめる事で、不調の因を突き止める事が出来る筈。それを取り除くために必要なのは何?、或いは、何が欠けているか?を突き止めて対応する事こそが、実は一番大切なのである。
まぁ、これは健康とかダイエットに限らない。事故やトラブルなんかも然り。対処療法的な行動の多くは問題解決を果たしていないし、トラブルが再発なんて言葉の多くは対処療法的な行動の結果に過ぎないのである。
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