心疾患も怖い
癌とかポリープ、腫瘍ってものは予備知識無い状態で怖い。糖尿病、脂肪肝、腎不全といった疾病にも最近は怖いが故に健康に気を付けている。
しかし、、、心疾患、心筋梗塞とか脳梗塞とか、そういうモノに対する危機意識は割と薄かったのだが、、、
ここ最近のテレビ番組の特集で、この心疾患も相当に怖いって事が判った。
この心疾患の最大の原因は動脈に生じる狭窄。狭窄というのは血管内壁に付着するプラークが原因で、例えば心臓の冠動脈で66%以上の狭窄が生じると狭心症とか、そう言う風に診断されるそうだ。
この狭窄が最大の原因で、狭窄とは付着したプラークということ。このプラークが原因なんだそうだ。狭窄によって血液が循環しなければ、先の組織は死んでしまう。
このプラークが出来にくいコンディションを維持するのが最大の予防であり、血液検査の数値の全てを健全域の中央値に揃えておくのが、普通の人がしうる最大の予防のようである。
狭窄症リスク要因としては、高血圧症、高脂血症、糖尿病、肥満、喫煙、加齢、男性ということ。これ、血液検査項目のそのまま、、、、
この動脈の狭窄症が生じたら、カテーテルとかバイパス手術で狭窄部位の除去か迂回を行わせるのだけど、体質というか血液状態等体内環境が改善しなければ次の狭窄が別の所で起こりうる可能性も排除出来ない訳だ。
ましてや、重症化してアウトな状況になったとしたら自己努力、即ち運動で体内環境を改善する負荷さえ身体が耐えられなくなっている場合も有り得る。
そうすれば、最初の危機を手術で乗り越えたとしても、次の危機が乗り越えられるか?というのは別問題ということ。
そう考えると、、、血液検査数値の異常状態を放置する事は非常に恐ろしいということである。血液検査の項目異常は不摂生と共に増えていくけど、病状未発症で体力がある段階で価値観、ライフスタイルを変える決断が出来るかどうか?が未来を決すると言っても過言ではない。
今思えば、8年前の血液検査の数値は最悪とも言える状態。完全に回復させるのには肥満解消(三ヶ月)後暫くの期間(4年程度)を要したが、やはり価値観を変えてライフスタイルを変えたのが良かったわけだ。別の選択で、三十代の価値観で今迄過ごしていたとしたら、癌、糖尿病、心筋梗塞、、、、そういう危機に遭遇していたかもしれないと、しみじみ思う。振り返ると、、、今の運動量で年数掛けて今がある訳だが、今の運動量を休むことなく誰もが続ける事が出来るか?というと、よく判らない。
ただ、自信を持って言えるのは、運動を数年続けて体内環境を改善すれば、健康は取り戻せるということ。自分の場合、この成果を信じる事が出来るので、恐らく、五十代も今と同じライフスタイルを維持しつづけるだろうと思う。
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