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2013年3月 5日 (火)

脳腫瘍

脳関係の病というと、脳梗塞、脳卒中が思い付く。
普通に怖い病というと、癌、腫瘍、ポリープというのが思い付く。

で、今日は脳腫瘍がテーマ。

そんな脳腫瘍、脳腫瘍のタイプを4分類すると、、
1.神経こう腫、グリオーマ(脳みそ)
 出来た場所に応じて
2.髄膜腫瘍(髄膜下部)
3.下垂体腫瘍(下垂体)
 ホルモンの量が変わる事で、月経不順、顔つき
4.シュワン細胞腫(耳から脳の間、末梢神経から発生)
 耳の聞こえが悪くなる

共通の症状は、頭蓋骨内故に圧迫されているから、頭痛、吐き気、けいれん発作。1.2.は出来る場所に応じて症状が変わる。機能を司る中枢の何処に出来るか?で症状は多彩となる。

注意したい症状
・起床時の頭痛
・気持ち悪くないのに吐く
・しびれ
・けいれん

治療法としては
・経過観察
・手術
・放射線治療
・薬物治療

となる。つまり、場合によってはソコソコの大きさでも症状が現れず、大きさの変化が無い良性の場合は、経過観察で済む場合もあれば、悪性の場合で、腫瘍が大きくなるような場合は、手術が必要という判断。

因みに、良性と判断するのは、髄膜腫、シュワン細胞腫、下垂体腫の場合。悪性なのは、脳みそに出来るグリオーマの場合。但し、良性の場合でも腫瘍が大きくなると脳の圧迫が障害を引き起こす可能性があるので手術が必要な場合もある。

そんな手術で最近注目なのは、情報誘導手術といもの。手術しながら、術中MRI、術中病理検査したり、局所麻酔で患者さんが起きている状態で行う覚醒下手術という方法。
因みに、覚醒下手術では、患者さんと医師が会話しながら脳の機能を確認して手術を進めるそうだ、、、、(怖)

なお、放射線治療は染み出すタイプの神経こう腫の場合は放射線治療を行う事が多く、薬物治療は手術で取れないモノに効果が期待できるという。

そんな脳腫瘍と診断されると、非常に怖いけど、情報を仕入れる事がとても大切なので、正確な診断を受けるように進めるべきということだそうだ。

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