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2013年3月21日 (木)

プロボックススーチャー化2年半

プロボックス、新車で購入して半年後にS/Cを装着。その後、2年半が経過した。
装着当初こそ問題無かったけど、装着後半年の時点で、オイル漏れが発覚。今思えば、S/Cユニットを固定するステーがユニットの組み立てボルトと兼用となっており、その締め付けトルク不足が原因だったようだ。
それで、二回程本体を送り返す等の手間を食ったけど、その後はオイル漏れの問題は起きていない。

それ以外のトラブルとしては、恐らく、その作業時にユニットを送り返す等の過程で、ユニットの解体状態(インジェクションユニットも付けて発送、、、)と輸送中の負荷、衝撃で、インジェクションユニットを暖気するための冷却ラインのチーズ部から漏れが生じたり、ユニットのバイパスバルブの作動不良が生じたり、或いは、圧力系ホースの劣化による圧力漏れといったマイナートラブルが発生したけど、漏れはクレーム対応で処置し、バイパスバルブの作動不良は、取付位置の微調整を自分で施す事で解消させ、ホース系統もシリコンホース、NBRホースを適材で引き直して対処して問題は収まった。

その後、不具合は発生していない。消耗品的には、途中、駆動ベルトの交換を一度行ったくらい。

そんな状況だけど、現状の燃費は通勤では冬季で9km/L、夏季で11km/L程度、郊外路の多い休日では14km/Lとまずまず。

このS/Cのメリットは、、、やはり、何と言ってもトルクの太さ。アイドリング近辺からトルクがあるので、団地登坂を含めて700rpm辺りでも十分実用できるのが楽。1000rpm以下で高いギアを使って走行しても全く問題無いし、トルクも十分。直結式だからか、兎に角レスポンスに優れるのが乗りやすい。
S/Cには、ルーツ2葉式+電磁クラッチモデルとか、遠心ブロアを用いたタイプもあるようだけど、やはりアイドリング近辺から太いトルクを発生し、高いギアで走れる方が良い。高回転で走る事が無い事を考えれば、電磁クラッチで切り離す必要がないし、途中の複雑なメカが無い分、レスポンスが優れる。遠心式というのは圧力式であり高回転でなければ過給圧を得る事が出来ないので、そうなればターボの方が良いということにもなる。

という訳で、1NZ系エンジンに過給器を付けて遊ぶなら、、、、やはり、この類の直結式ルーツブロアがお奨め。

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